デザイン・シンキング・アプローチを用いて、イノベーションのジレンマを克服する。

デザイナーにとっては当たり前のデザイン思考は、デキるビジネスマンにとっては、むしろ意外なアプローチみたいです。

置かれた場所で咲きなさい

2012-09-17 08:08:13 | 1.心を強くするために…

置かれた場所で咲きなさい 渡辺 和子 (著)

NHKを見ていたら、渡辺 和子さんと、この「置かれた場所で咲きなさい」を紹介していました。
私自身は、渡辺 和子さんのことも知らなかったし、この本も読んでいないんですけど、
とても、良い言葉がありましたので、紹介するとともに、私の感想を書いておきたいと思います。

 「どんなところに置かれても花を咲かせる心持ち続けよう」「どうして咲けない時もあります。
 雨風が強い時、日照り続きで咲けない日、そんなに無理に咲かなくてもいい。その代わりに、
 根を下へ下へと降ろして根を張るのです。次に咲く花が、より大きく、美しいものとなるために。」

 テレビを見ていると、活躍するスポーツ選手や芸能人、知識人がいて、そのような人達と自分を
 比較してしまうと自分がとても小さな存在に感じられてしまうことがありますよね。
 でも、活躍している人たちは、自分が置かれた立場で、目標を持ち、頑張ってきた結果、
 それぞれの要素の相乗効果として社会的に成功しているように見えているわけです。
 ですから、私たちが自分真を、社会的に成功しているように感じられなくても、それは、様々な
 要素のめぐりあわせの結果なので、その状態を必要以上に卑下する必要はないと思うのです。

 私たちは、誰かに認められないと、自分に自信が持てない傾向があります。それは、一見
 成功しているように見える人たちも同じです。たとえば、オリンピックに出場するような選手は、
 世界の中で屈指のアスリートであるわけですから、それだけで十二分に誇らしいのですが、
 何らかの理由で期待されている通りの成績が残せないと、評価されなかったりするわけです。
 そうすると、本来であれば、称えられてしかるべきところを、うなだれて帰国するようなことに
 なってしまう場合もあるわけです。

 私たちは、人が、誰かに認められたい存在であることを認めるともに、どんなに努力しても、
 置かれた場所と、才能などがマッチしないと、人から評価されるような成果が出ない場合が
 あることを知ることで、自分自身を客観的に見つめる力を身に付けることができるわけです。

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