南とかち天文台の遠隔ドームでは、リッチクレチアン30cmF8に、
アストロフィジックスの長焦点屈折用レデューサーフラットナーを
使用しています。
焦点距離は約1800㎜です。だいたいF6です。
このレデューサー、本来の使い方とは違いますが、ネットで
リッチクレチアンとの相性がいいということで使ってみましたが
とても満足です。
良像範囲は、APS-C程度ということで、冷却CCDはSTF-8300Mを
使用しています。
本当はフルサイズを使用したいところ、と考えていましたが、
結果的にはとても満足しています。
私の撮りたい対象のクローズアップにちょうどいい感じです。
また、日本の空の状態から、2ビニングで十分と思っていますが、
その場合、画像のサイズがヒトこま約4MBととてもコンパクトで、遠隔ドームからのダウンロードも早いですし、
何といっても画像処理がとても早く、また、チップが小さめでフラットがとても合い易いです。
また、STF-8300Mには、ガイドカメラ部光路に、レデューサー(0.7X)が組み込まれたSBIG純正商品があり、
これを使用していますが、0.7Xでガイド部の視野が約2倍になり、また明るくなり、
ガイド星が見つけやすいです。
結果としては全般的にとても満足したシステムとなっており、充実した遠隔生活になっています。
家のパソコンから風呂上りにパジャマで撮像できるのは何といっても楽だし、、。(笑)