天体写真を撮っていても、失敗が多いです。
長時間かけて撮ってもそれは同じです。
今の素晴らしいトップの人たちの画像を拝見して驚嘆します。
撮像技術、画像処理技術を拝見しても素晴らしいの一言です。
私にはとても真似できません。
しかし、その雑誌入選とか、そういうものには魔力がありますので、情熱を注ぎこむ
のはわかります。
こんな私でも、15年前ほどに一度天文ガイド誌で最優秀をいただき、それは
今でもいい思い出ですが、長い間の天体写真中断というきっかけになりました。
そのころはたまに雑誌に入選していたのもあったのですが、
天体写真を撮りにあるキャンプ場に行った際、ある人に
”いつも雑誌を拝見しています。応援しています!”といわれて、舞い上がってしまいました。
それはとてもうれしいことですが、しばらく考えているうちに、
”なんか変だぞ、こんなことは今やることではない、人生の基盤を固めたほうがいい、”と気が付きました。
また、ある天体写真家の方から”最優秀を取れたら、天体写真をやめてもいい”と言うのを聞いて
えー、それは変、と思い、天体写真をやめる後押しにもなりました。
(結果的に私は天体写真をやめましたが。(笑))
私はそのころは起業してまだ数年でしたので、手間暇のかかる天体写真はやめて、
経済的基盤作りに没頭しました。
お陰様で、まあ、いろいろ何とか成功し、
あまり働かなくてもよくなった5年ほど前から天体写真を再開し、
とくに今は病気療養中(ほとんど治ったけど(笑))
ということもあって半年ほどずっと家にいます。
それで遠隔ドームなどで遊ぶことが出来ています。
撮像しているだけで本当に楽しいです。
いろんな決断をしてよかったと思っています。
※毎日ぶらぶらしているのですっかり怠け者になりました。(笑)