終わりました

劇団公演が無事に終わりました。
長女が作・演出担当で、主宰の一人でもあります。
チケットも完売する回もあり、大勢のお客さんにお越しいただきありがたく思います。

私は3回観ました。
観るたびに、より感動し、引き込まれました。
すばらしい舞台でした。

『2030年、近未来、日本は外部からの攻撃を受けて壊滅状態です。
政府はそれを想定していて、いつのまにか地下に巨大なユートピア」を築いていました。
生き残った人は、コンピュターを通して選定を受け、「真っ当な人格」の人間だけが「ユートピア」に行く資格を与えられます。
少女4人が教育を受け、選定に受かるため共同生活をしています。
一人が選定に受かったため、4人の関係に歪みが出てくるのですが・・・』

地下のユートピアへ行く場面は、舞台にある地下室への入り口を使用。
地下劇場ですが、舞台の高い位置に窓があり、それもうまく利用。
劇場の装置は最大限に利用していました。

オープニングはプロジェクターで壁一面に映像を映します。
太陽のコロナが熱く燃える様子は、効果音とも重なり、地球規模の深刻な状態を瞬時にイメージしました。
映像と写真の編集がうまい！

何より、女優さん4人がうまい！！！
プロの俳優さんって、こんなにうまいんだ。
・・・っていうか、うまい俳優さんたちです。

3回とも同じ場面で泣きました。
演技ってすごい。
ほんとにすごい。
俳優さんが心の動きを演じて、その心の動きに自分が反応するのってこんなに快感なんだ！
テンション上がりました。

長女はダンスと演劇を両方やりたいので、今回も女優さん4人とダンサーさん4人が出演しました。
ダンスと演劇は違うお話で進行して行きます。
舞台装置の主なものは、中央の椅子とコンピューター、さらに4つの壊れかけた椅子だけです。
椅子に象徴的な意味を持たせてのコンテンポラリーダンスも、迫力あり良かったですよ。

ちなみに長女もダンサーとしても出演しましたよ。