猫のお出迎え

誰かさんちの猫が、きのうは何度も来ました。
リハビリから帰ってきたら、もう庭まで来ていて「おかえりニャーッ」って状態で待っていました。



可愛いい
どうしましょう！

丸谷才一さん

13日に小説家の丸谷才一さんが亡くなられたという記事を見ました。
ちょうど「日本語のために」を読んでいる最中だったんです。
小気味いいくらい国語の教科書をこき下ろしています。

小学生の時、国語で「詩」を作らされましたっけ。
改行しただけで、ふつうの文が詩になるなんて、小学生だっておかしいのに気づきましたよ。
そのあたり痛烈に批判しているのが気持ちいいんです。

ちょっとご縁があり、丸谷才一さんのお宅に、25年くらい前に一度だけ呼んでもらったことがあります。
長女が幼稚園の遠足だったのに、そっちを休ませてまで丸谷邸に伺いました。

子供が珍しいとおっしゃて、奥様とお二人でしげしげとうちの子供を眺めていました。
親戚に子供がいても、皆さん連れていらっしゃらないそうです。
当時からとても偉い小説家でしたから、遠慮しちゃうと思います。
それでも、私は連れて行きましたけど（笑

どのケーキが好きかわからないから全種類買ったと奥様がおっしゃって、こんな感じで出していただきました。



最後に子供だけ書庫に連れて行き、絵本を3冊くれました。

丸谷先生「もうちょっと大きくなったら、今度は児童書をあげるからまた来なさい。」
残念ながら、次の機会はありませんでした。

ご冥福をお祈りします。

乳がん術後5年

今週、癌研に定期検診に行きました。
乳がん術後5年を無事迎えました
問題がないので主治医の診察は今回で終了です。
次回からは研修医の診察です。

去年10月6日に交通事故で入院したじゃないですか。
10月末頃に、左腕にしこりを見つけました。
乳がんは右なので、自分では乳がんとの関係は考えなかったけれど、入院中の主治医から「乳がんのリンパ節転移の可能性」を言われたんですよ。

11月10日に介護タクシーで癌研を受診しました。
事故で転倒した時、頭を守るために左腕を道路で強打しました。
その時の血の塊がしこりになったようです。
癌とは関係なくてヤレヤレでした

きょうは一日。。。

なんかね、時計見ては、1年前この時間にどんな状況にいたか反芻してばかりいます。
22時頃には救急搬送され、病院の救命室にいたっけ。
「開放骨折は3時間以内に手術しないと、感染リスクが高くなるけど、これはクリアできるね。感染すると肝臓もやられる、腎臓もやられる。足の皮膚と筋肉が動いてずれてしまったのでウンタラカンタラ。」
って、ドクターから説明されていましたっけ。
恐ろしかったなぁ。

２３時にオペと決まり、それまでに一生分位たくさんレントゲンとられましたっけ。
足が腫れてズボンが脱げなくて、はさみでジョキジョキでしたっけ。

その切断されたズボンを見た時、母は号泣してしまったそうです。
血液以外にも、皮膚がこびり付いていましたもの。

手術終わったのが深夜3時か3時半ころだったかしら？
きのうの事みたいでもあるし、遠い事でもあるようだし。
加害者も事故のこと思い出すのかしら？
ホント謝って欲しいわ！

立ち稽古スタート

今週からカヴァレリアの立ち稽古がスタートしました。
最後の絶叫は、オーディションで決めると聞いていたけれど、やりたい人がやっていいことになりました。
演出によってはやれないと思っていましたが、舞台上ではなくて陰で叫ぶそうなので、骨折している私でもできるじゃん
”Hanno ammazzato compare Turiddu! ”

2007年に一度やったオペラです。
その時は、稽古で気分が乗ったり乗らなかったりで、絶叫しづらい日もありました。
今回は、気分がどうのこうのという不安定要素はなしです。
いつでも、どこでも？本気で叫べます。
経験積んだ強みですかね。

やっぱり、立ち稽古はいいです。
でも、足が浮腫んできてちょっとツライかも。