鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

幸せに、向う。

2020年09月04日 | 日記

昨日のブログの続きです。

人間の最後は、静寂に満ちた、穏やかに解放された時間でありたいと思います。

私は12年前に大病をして、一度は「あきらめてほしい」と、家族は医者に言われたとのことです。

何故か生かされました、「生きていってね」と、この世に放たれました。

それからの十数年は、幸せの連続です。

主婦が起業した「手仕事工房」を株式会社にして、内、外共ににやる気を意思表示しました。

何よりも大きかったことは、10年前に有隣堂様とご縁を頂いた事です。今日まで、本当にお世話になって居ります。ありがとうございます。

私生活では、娘が結婚して、母となり、私をまたたく間に「おばーちゃん」にさせてくれました。孫たちの可愛さと言ったら、もう、たまらないです。

でも、仕事漬けのおばーちゃんは、孫たちにベロベロではありません。

鎌倉にお店を持つことも、夢の一つでしたが、これも半分叶えました。

「半分?」そうなんです、もう、お出かけ下さったお客様も沢山おいでになりますが、 (有難うございます)、鶴岡八幡様前で、月の半分催事を開かせて頂いてます。

私の中では「様子を見ながら」物事を慎重に進めたかったので、富士商会様に我が儘を言って、月に2週間づつの「お店」を、昨年の秋から開かせて頂いてました。好調でした。

そしてコロナです。きつかったですね。商店のあちこちで「店じまい」の張り紙を見ました。臨時休業から、廃業になって行ったお店をたくさん見ました。

小町通リはゴーストタウン化し、3、4、5月は営業自粛に従いました。

先の見えない状況、不安ばかりに襲われる日々、1か月ぐらい記憶が飛んでます。

その内に、何もしない時間は自分をダメにする、私にはやるべき仕事があると気ずきました。布を裁断し、セットして、縫製の人にせっせと送り始めました。

でも、それらの商品は、売る宛ての無い、売れる宛ての無い商品です。

「この先、お客様は絶対美しいものを欲している筈」

そんな根拠のない自信と思い込みで、毎日毎日布を切っていました。

そして6月、有隣堂様の催事に「復活」しました、出来ました。嬉しかったです!

地元、観光地鎌倉は、正直まだまだ厳しいです。厳しいですが、前進します。

コツコツやっていきます。「鎌倉今村」を、これからもどうぞよろしくお願い致します。

 

長いブログ、お付き合い頂きありがとうございました。

 

 

 

 

 

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