鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

鎌倉の未来

2020年09月24日 | 日記

縁あって26年前に横浜からこの地に越してきた。

大好きな鎌倉に住めるなんて、若い頃には夢にも思わなかった。

ついでに、鎌倉で起業するなんて、もっと思ってもみない事だった。

何が私をそうさせた・・・、この自然、この空気、それらの何かが、眠っていた私の中の 「何か」を導き出してくれたようだ。

子育ての傍ら、端切れで自分の小物を作ったのが始まりで「もしかしたら商品になるかも!」と、作ったサンプルをもって営業に歩いた。少しづつ少しづつ、販路が広がり今年で20年。

「鎌倉」の2文字でお商売をさせて頂いている、いつも感謝している。

でも、観光地鎌倉に限らず、このコロナが落ち着いても、経済の大きな成長はもうないのかもしれない。そうなれば、深く静かに「心の中」を見つめ、何が本当に大切なのかを、誰もが見極めていくと思うのです。

物も増やさない、となれば、物づくりを生業としている私たちの仕事は苦境に立たされる。

仕方ない。それでも、それだからこそ「本当の物」を、真摯に作っていかなければと思うのです。

鎌倉には。鎌倉彫りを始め、物づくりの諸先輩がたくさんいらっしゃる。

洋裁、デザインの勉強も特別した事の無い私ですが「師」は数多(あまた)。

そろそろ、鎌倉彫りに続く何かが出てきてもおかしくないですよね、

産業としての何か・・・、さて何でしょう?

鎌倉の課題ですね。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする