ネットで必要なものを検索してオーダーすると次の日商品が届く。
次の日どころか、数時間で配達される地域もあるということだ、何と便利なのでしょう。
娘世代は日常的な事で、何ら疑問も持たないようだ。
私は脅威、イェ恐怖といったら大げさだが、それに近い感情がある。
巨大な倉庫で、何万種類の商品が管理されているのでしょうか?
それとも、それぞれのメーカーが、データの入力の元を受け発送するのでしょうか?
いずれにしてもすごいシステムです。
すごいけど、私は利用したことがないし、きっとこれからも使わないと思う。
先ず、そんなの緊急を要する買い物がないことが一点。
次に、私は品物を見て、出来たら触ってから求めたい。
利便性もいいが、待つことも大事なのです。
どんどん省略されて、何でも簡単に手に入る・・・、
「恐怖」に近い感情があります。
商品が軽く扱われてないでしょうか、消耗品だからいいのでしょうか?
そんなことをまじめな顔で言っていたら笑われる時代なのでしょうか?
私は「鎌倉今村」というちっぽけな会社の経営者で、
私なりに手をかけた商品を作り、お客様に「これいい」といって頂きたいのです。
商品は「売り場」という空間でお客様を待つのです。
そして「出会う」のです。
それを大事にしたいと思います。
時代遅れの経営者です、私。