今日、ブックカバーのオーダーをいただいた。
2年前に辻堂のテラスモールでお買い求めて頂いたそうです。
「毎日使っていて、本当に手触りがよく違う柄が欲しいので」
そうおっしゃいました。有難いことです。
遠くの催事場には出向けないということで、サンプル生地をお送りして
作らせて頂くことに。但し、少しお時間をいただくお約束で。
これだけ物が溢れている現在「自分らしい」物に出会えることは
誰だって嬉しいことです。
出来る範囲で頑張っていきます。
1冊、1枚のブックカバーを丁寧に作ります。
「もう一度、初心に帰って・・・」
そう自分に言い聞かせました。
ミウイ橋本店の催事は、金、土、日曜のみスタッフが常駐します。
今日、横浜のお客様がいらしてくださいました。
お会いできてよかったです。
28日までです、どうぞよろしくお願い致します。
友人と横浜でランチ。
イタリアンレストラン、隣の席に小学生の男の子を連れたお母さんが坐った。
メニューを手荒く取り、彼はふんぞり返るように椅子に座った。
「みっともないわよ、ちゃんと坐って」
彼は答えない。
「お母さんにも見せて」答えはない。
「何であなたとはちゃんと話せないの、もういいわよ」
お母さんはテーブルに顔を伏せた。
気になりながらも私の方は、お互いの近況を語り合う。
男の子はサッカーのユニフォーム姿、おおきなバッグを足元に転がしていた。
不機嫌なのは、試合の勝敗か?
そんなベタな判りやすい理由ではないことは見て取れた。
しばらくして親子の前に2皿のスパゲティが。
彼はナポリタン、お母さんはキノコのバターしょうゆ風味の和風味。
二人は無言でフォークを運ぶ。
「これおいしいよ、ちょっとたべる?」
お母さんが彼の顔をのぞき込む。
彼は目をむいて、体を大きく乗り出しフォークを差し出す。
「うめー!」
「交換しようか?」
お母さんは答えも待たずお皿を入れ変えた。
2口3口、彼はむさぼるようにスパゲティを食べたい。
そのスパゲティが半分ぐらいになった時、彼はその皿を母に戻した。
お母さんは微笑んでいた。
彼は相変らずだらしない姿勢で、でも顔をぐしゃっとして、笑った。
食っていいなー、すごいなー。
キットお腹がすきすぎていたのねー。
。
今仕事をしている橋本ミゥイ有隣堂店のスタッフの方がおしrてくれた。
「鎌倉が舞台の素敵なコミックですよ」
知らなかった、それよりコミック手にしたことがなかった。
私の書架に初めてコミックが並んだ。
4人姉妹の家族の確執、恋模様、やさしく切なく物語は進む。
もちろん、鎌倉の四季、お祭り、観光名所案内もたっぷり。
映画化され、あすから公開とのこと。
旬の女優さんたちの、それぞれのキャスティングもうなずける。
久し振りに映画館に足を運ぼう、監督は是枝裕和。