昨日から横浜西口店の催事場にお目見えしたトートバッグです。
帆布に絹の着物地を配しました。
とても好評です。明日から少しずつ紹介させて頂きます。
是非お近くまでいらしたらお出かけください。お待ちいたして居ります。
催事の売り場に立っていると、物を売るという仕事だけではなく、楽しい出来事に遭遇する。
昨日、売り場の隅で商品の陳列を直していた時のことだ。
「ほら、青海波よこれ。こっちは市松」と子供の声がした。
振り向くと、小学校の高学年ぐらいの少女と、それより2、3歳年下と思われる姉妹がいた。傍らにはお母さん、3人は熱心に私共の商品を見入っていた。
わたしは「詳しいのね、驚いたわ。日本の文様が好きなのね」と声をかけた。
「毀滅の刃の、あの市松からどんどんはまったの」とほほ笑んだ。
大ブレイクしたあのアニメの主人公の衣装が、黒と緑の市松模様で、あの当時私も商品に使った。
日本の文様を調べ上げ、クラスで発表もしたそうで、文様愛はまだまだ衰えを知らない、とお母さんが言っていた。
嬉しいです、頼もしいです。私も遅ればせながら、大人になって文様の美しさに魅せられ、着物に魅せられ、起業に至ったのですから。
そのキラキラした瞳を見ていたら『有り難う・・・』と、唐突に御礼言葉を心の中でつぶやいていた私でした。