山歩きは晴れがいい!
山に行くたびにレインウェアを着ています。
まるでユニホームのように。
そんな山歩きと日常の日記です。
 



9月24日(土)


午前0時半ごろ、バタバタバタという屋根を激しく叩く音で起きる。

「やーね」

なんて言っている場合ではない。


雹(ひょう)が降ってきたのだ!

「ウヒョーゥ!」

なんて言っている場合でもない。


外はどうなってるの?
でも寒いから寝袋から出られない・・・

18時頃から寝たので、よく寝たなー状態で脳みそフル回転。


雪が積もっていて帰りのルートがわからなかったらどうしよう・・・
携帯が繋がらないから救助隊も呼べないし・・・
宿を予約しちゃってあるからキャンセルできないし・・・
お酒は昨夜飲み干しちゃったし・・・

心配で寝られない・・・ううぅ


4時、起床。


雪は?


戸を開けてみると、一面の銀世界。(ちょいオーバー)
3〜5cmは積もってるかな?

ガスと雪に覆われた山小屋。

今日も視界悪し!

影鳥海どころではないぞね・・・

でも、初冠雪はなかなか体験できないぞ!


昨日「雪降ってるよ」と教えてくれた山ノボラー夫婦は
もう少し様子を見てから新山にトライするようだ。
(ご夫婦は、なんと富士市の人だった



僕等、へなちょこ登山隊は、今回も最高峰には登らず、午前6時下山開始。


積雪の為、ルートのマーキングが見えないので、ロープや鎖を頼りに進む。

「イェーイ!」なんてやってないで緊張してちょ。

一歩一歩、慎重に歩く。


強風の中を伏拝岳に向かって進む。

顔面に固い雪(あられ)がバシバシ当たる。


僕等の修行は終わらない・・・



河原宿小屋から滝ノ小屋に向かう途中、青空に向かう雲のトンネルを見た。



標高を下げると視界が開けてきた。下界は晴れているようだ。

同じ小屋に泊まったT津君が先を行く。

9時40分、駐車場到着。
下山完了!

今日は車がいっぱいである。



ほぼいっしょに下山したT津君を愛車に乗せ、羽越本線の南鳥海駅まで送る。


「またどこかの山で会おう!バイチャ!」 
 

新山は新参者を受け入れてくれなかった・・・
初めての鳥海山は、でかかった。


またリベンジする山が増えてしまった・・・


さよなら鳥海山、いつかまた・・・




酒田みなとICから月山ICへ向う



次は月山登山だよ・・・つづく


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