神奈川県相模原市のカヌマミュージックスクール
One of my favorites, and was written in mid '90s
神奈川県相模原市のカヌマミュージックスクール
One of my favorites, and was written in mid '90s
相模原市のボーカル教室 カヌマミュージックスクールです。
3回目のテーマは…
#ロングトーン と #テンポ です。
一つの言葉の固まりをフレーズとして、
そのフレーズの語尾などにロングトーン(長い音符)がよく使われます。
長い音符というと、とにかく声に力を入れて伸ばそうとしがちですが、
それでは語尾のたびに息が苦しくなり、声がかすれたり、
ひっくり返ったり、あげく息継ぎがみだれ、腹式呼吸が出来ずに
一番いけない胸式呼吸(浅い呼吸)になり、
次のフレーズにスムーズに入ってゆけなくなります。
では、語尾などのロングトーンはどうしたらよいでしょう。
これもテンポに関ってくるのです。
前回、テンポに乗って歌う方法(歩きながら口ずさむ)はお話しましたが
語尾も同様です。
歩きながら歌っていると、語尾も歩いているはずです。
ところが、テンポを忘れメロディに合わせよう、合わせようと歌っている人は
口先となり、語尾のたびに声に力を入れ体が止ってしまうのです。
そこで、次のフレーズに入るため、慌てて息をし飛びついてしまいます。
語尾などロングトーンほどテンポに乗っていなくてはなりません。
テンポに乗り歩きながら声を出し、自然に息が入り、次のフレーズに入っていくのです。
さぁ、今回のポイントです。
語尾はその言葉で歩いて下さい。
一歩目はその言葉。二歩目からは必ず母音(アイウエオ)に変わってくれます。
母音は歌の響きを増大させてくれます。
ですから、声に力を入れなくても声のボリュームが出るわけです。
これこそ良い声の出し方(発声)につながるのです。