相模原市のカヌマミュージックスクールです。
7回目のテーマは…
俗に言う“腹から声”です。
前回のレッスンで、寝ながら歌うのはいかがでしたか?
胸でなくお腹を使って呼吸し歌うことを感じていただけましたか?
それを一歩進めると「腹から声」となります。
腹から声を出せと言ってもお腹から声が出る訳がありません。
あなたが口先で歌っていたら、
それを見てもっと腹から声を出せと言うことになります。
声は全身運動で出しているものです。
それを口先だけではそう言われてしまうのも当然です。
寝ながらお腹で呼吸し歌うことが感じられたら、今度はお腹の上に
重いもの(電話帳など)を乗せてやってみて下さい。
重さで、お腹はへこまされようとします。
そこでふんばってくれるのが腹筋なのです。
お腹の中に風船があると思って下さい。吸った息が風船をふくらませた
のに、それを一気に吐き出したら風船がすぐしぼんでしまいます。
吸った息を一気にでなくゆったり声として吐き出すために風船をすぐに
しぼませないために、腹筋が使われるのです。
カヌマではレッスンで寝て歌ってもらう訳にはいかないので、
両手に重いものを持って歌ってもらっています。
まず、重いものを両手にぶら下げると、肩が上下しにくくなります。
(胸式呼吸がしにくくなる)したがってお腹で呼吸し歌うことになります。
やってみて下さい。実感できるはずです。
カヌマでは鉄アレイを両手で
女性なら片手に3kg、男性なら5kgをぶら下げて歌ってもらいます。
誰でもお腹を使って歌うことが出来るようになります。
声に力を入れ 口先で歌うのではなく、体から発散していく声を
実感して下さい。
これもカヌマ独自の方法です。
注意・・・ただし 重いもののぶら下げは 腰、ひざの悪い方はやめてくださいね。