神奈川県相模原市のカヌマミュージックスクールです。
“最初が肝心”
今から ン十年前、パイプたばこに凝っている友人がいました。
カッコいいなと思い僕もやってみることにしました。
一緒にパイプとそのセットを買いに行き(安物ですが)始めました。
パイプにたばこを詰める訳ですが、友人の言うとうりに詰めました。
が、火をつければすぐ消える、又つける、又消える。
それの繰り返し。
消さないために、プカプカ、プカプカせわしないったらありゃしない。
吸いきったと思い ほじくれば、まだ半分以上 燃え残っているありさま。
結局、落ち着いて楽しむどころではありませんでした。
パイプをほったらかし、又 思い出してはやってみる、又 ほったらかす。
そして ン十年。
本当に最近のことです。
何年かぶりに思い出し パイプを取り出し
何の気なしに ネットでパイプのことを調べてみると、ビックリ。
全く たばこの詰め方が違っていたのです。
まさかと思い そのとうりにやってみると、なんと火も消えず
プカプカもせず、長時間、それも最後まで吸うことが出来たのです。
要するに、最初にまちがったことを教わり、信じ込むと
えらいことになる、ということです。それも ン十年ですよ。
最初に正しいことを教われば、もっと楽しめたのに。
まぁ 今からでも遅くはないですけど。
歌も同じです。
最初に間違ったことを教わると(特に発声)、パイプと違い、
それがクセになりなかなか直らないものです。
もし歌を習うなら、信頼できる よい指導者のもとで
習ってください。
神奈川県相模原市のボイストレーニング カヌマミュージックスクールです。
5回目のテーマは…
“ #のど声 から解放されよう”です。
鼻をつまんで歌ってみましたか?
喉に負担をかけずに歌えたでしょう。
今回は、一歩進めて #共鳴 (響き)についてお話したいと思います。
早速やってみましょう。
まず、口で 「アー」 好きな音の高さでいいですよ。
次に口を閉じて、鼻で 「ンー」 続けて 「アー」、「ンー」、「アー」、「ンー」
口、鼻、口、鼻と続けてみてください。
そして最後に「ンー」と言いながらゆっくり口を開け 「アー」 と言ってみましょう。
今、口と鼻同時に音が出ています。
共鳴が喉から上に上がり、のど声から解放されました。
これをアエイオウ、すべての母音でやってみて下さい。
そして、低い音、高い音と試して下さい。
そして歌う前にも、準備運動のつもりでやってから歌って下さい。
今までとは違って、スムーズに声が出るはずです。
カヌマ独自のレッスン法です。