歌がうまくなりたい

「誰にでもわかる」「実感できる」カヌマミュージックスクールのレッスン風景

【脱力】

2020年04月11日 19時08分17秒 | ワンポイントpart2

神奈川県相模原市のボーカル教室 カヌマミュージックスクールです。

 

【逆の発想2・パラピリ~】ご覧になったA子さん(お名前を出していいかわかりませんでしたので)より

 

ピアノのジャンルでも「脱力」が
いかに大事かを思い知らされます。
打鍵力がつくまでの練習は要りますが
体や腕の力を抜いて、鍵盤を優しく触る。
勿論曲にも寄りますが、力任せに出した音は空間を包むような響きになりません
でも、発声は運動のフォームのようで
中々難しいですね。

 

カヌマ

おっしゃる通りです。パワーは必要ですが、力任せとは違います。

歌では、パワーに関していえば、例えばエンジンの小さな車から大きな車にグレードをアップさせるために発声練習をします。それによって高速道路だろうが、険しい峠道だろうがスイスイ走ることが出来ます。もちろん運転技術が伴わなければなりませんが。今はパワーのお話です。

高速道路で小さな車が大きな車に負けまいと必死にハンドルにしがみつきアクセルをふかしても大きな車には歯が立ちません。エンジンに余裕がないんです。大きな声を出そう、高音を出そうと力んで歌っている人は排気量の小さい車に無理させているのと同じです。力任せに歌うのではなく大きなエンジンにして余裕のある声で歌を歌いましょう。高速道路だろうが峠道だろうがスイスイ走る車のように。

 

A子さん、ありがとうございました。

 

 

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love letters/さえ先生のピアノで】2020 4/1 カヌマ開校記念日に

https://blog.goo.ne.jp/kanumams/e/a9633c3aef62a71d144bede11367f1a8

 

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【逆の発想2・パラピリ~】

2020年04月11日 07時37分20秒 | ワンポイントpart2

神奈川県相模原市のボーカル教室 カヌマミュージックスクールです。

 

朗読の会にも入っているMさんは ことばをスムースに言う練習を毎日欠かしません。

 

僕が滑舌(かつぜつ)の話をした時、

Mさん「毎日“パラピリプルペレポロ”など練習していますがやっと慣れてきました。数ヶ月やっているんです」

 

聞かせてもらうとチャンと言えていますが口の動きが固い感じがしたので 前回お話した“逆の発想”で パラピリ~を何度か“だらしなく”(酔っ払った積りで)言ってもらいました。

 

すると口の外側の動きがやわらかくなります。力もうとしても力めなくなります。だらしないのは舌の動きだけ。

 

そこで

「だらしなくから今度はチャンとことばを言いましょう」

「どうですか、口の外側の動きはやわらかいまま舌がスムースに動いて 言いやすくなったでしょう」

 

Mさん「本当ですね、長い間練習していたのに・・・」

 

カヌマ「最初に構えてしまうと“直立不動”をしているようなもの。それをゆるめるのには時間がかかりますよ。逆に“休め”と体の力を抜いてからその後スッと背筋を伸ばしたほうがいい“気をつけ”になるでしょう」

 

Mさん「なるほど」

 

口の動きが固い、力が入る と肩にまで力が入ってしまいます。

肩の力を抜かなければと誰でも思っていますが 肩の力を抜いた積りでも 口の動きが固いとまた肩に力が入り体まで固まってしまいます。

 

口のやわらかい動き、大切でしょう。 口の動きの固い人(“一語、一語で歌っている人のことですよ) 気をつけて!!

 

参考にしてくださいね。

 

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