歌がうまくなりたい

「誰にでもわかる」「実感できる」カヌマミュージックスクールのレッスン風景

【あの人が目の前で】

2020年07月31日 17時30分27秒 | 美姫さんの音楽

神奈川県相模原市のボーカル教室カヌマミュージックスクールです。

 

また今日も思い出を振り返ってみるという1年前の記事が届きましたよ。

(2019 4/16開設)

この頃は一日の訪問者は 10名足らず だったんですよ。(ちなみに9名)

2019 7/30

“Y君(30代)”のこと。

彼は ラブソング が大好き。

でも“まちがえまい”と歌うのに精一杯

そのときの歌は 織田哲郎の「いつまでも変らぬ愛を」ご存知ですか?・・・懐かしい~

せっかくの 愛のことばも棒読み状態。

むなしく響くだけ。

 

そこで「目の前に好きな人がいると思って歌ってごらん」と言うと

女優さんでもいいですか?」と彼。

「ok ok]

 

そして歌いだしました。

なかなか気持ちが乗ってきません

 

ところが ある瞬間から気持ちが入ってきて

“メロディ主役”から“ことば主役”になり

歌い終ったY君。

あー、気持ちよかった

 

聴いている こちらにも伝わってくる歌でした。

 

一体 誰を想像したの?」と聞くと 彼は

好きな女優さんが何人かいて、一人ずつ、目の前に

現れては消え、現れては消えていた時、“松嶋菜々子”が

目の前で微笑みかけたとたん、グッときました

 

ラブソングはメロディに合わせて ただことばを並べるより

誰かを想い、歌いかけてみるのがよいでしょう。

 

ここでワンポイント

 

歌は覚える時は“メロディが主役”ですが

覚えたら“ことばが主役”でなけりゃ、

気持ちが入りませんよ。

 

今夜は美姫さんのオリジナル曲をご紹介しますね。

癒されますよ。

美姫さんの【オリジナル曲】木漏れ日の小径

【オリジナル曲】木漏れ日の小径、のご紹介です!(リンク)記事もどうぞ

 

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【元歌を崩しすぎ??】

2020年07月31日 07時24分49秒 | 今日のカヌマ

神奈川県相模原市のボーカル教室カヌマミュージックスクールです。

 

また今日も思い出を振り返ってみるという1年前の記事が届きましたよ。

(2019 4/16開設)

この頃は一日の訪問者は 10名足らず だったんですよ。(ちなみに9名)

2019 7/29

だいぶ前のことですが こんな質問をいただいたことがありました。

 

歌手が同じ歌を歌っても時代とともに歌唱法は変化する。

それはわかりますが紅白の「契り」不満を持っている人も多かったです。

 調の変化はともかく、タメが多すぎると・・。

「過ぎたるは及ばざるが如し」だと思いますが、

 カヌマさんの意見はいかがですか? ・・・Yさんより

 

<カヌマ>

 例えば、

美空ひばりさん小さい頃、歌った歌

亡くなるまで同じ歌い方で歌いました。そして声までも子供の声で

 

好き嫌い(ひばりさんのことを)はあるでしょうが、

それが本物。

 

聴く人が感じた、その歌のイメージを変えなかったこと、

さすがだと思います。

目をつぶればそこに「東京キッド」のひばりさんが当時の声で

 

もちろんくずして歌うのも、テクニックでしょうが、

 

       カヌマの答えです。

 

2020 7/31記

ひばりさんとは逆に「また逢う日まで」の尾崎紀世彦さん

「コンサートでは毎回歌い方を変えます。いつも見に来てくれるファンに

同じ歌は聴かせられないから」

 

どちらも聴く人のことを考えてのことです。さぁ、どちらで聴きたいか・・・

 

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