神奈川県相模原市のボーカル教室 カヌマミュージックスクールです。
朗読の会にも入っているMさんは ことばをスムースに言う練習を毎日欠かしません。
僕が滑舌(かつぜつ)の話をした時、
Mさん「毎日“パラピリプルペレポロ”など練習していますがやっと慣れてきました。数ヶ月やっているんです」
聞かせてもらうとチャンと言えていますが口の動きが固い感じがしたので 前回お話した“逆の発想”で パラピリ~を何度か“だらしなく”(酔っ払った積りで)言ってもらいました。
すると口の外側の動きがやわらかくなります。力もうとしても力めなくなります。だらしないのは舌の動きだけ。
そこで
「だらしなくから今度はチャンとことばを言いましょう」
「どうですか、口の外側の動きはやわらかいまま舌がスムースに動いて 言いやすくなったでしょう」
Mさん「本当ですね、長い間練習していたのに・・・」
カヌマ「最初に構えてしまうと“直立不動”をしているようなもの。それをゆるめるのには時間がかかりますよ。逆に“休め”と体の力を抜いてからその後スッと背筋を伸ばしたほうがいい“気をつけ”になるでしょう」
Mさん「なるほど」
口の動きが固い、力が入る と肩にまで力が入ってしまいます。
肩の力を抜かなければと誰でも思っていますが 肩の力を抜いた積りでも 口の動きが固いとまた肩に力が入り体まで固まってしまいます。
口のやわらかい動き、大切でしょう。 口の動きの固い人(“一語、一語で歌っている人のことですよ) 気をつけて!!
参考にしてくださいね。
【カテゴリー別・記事一覧とURL】
「今は昔」「ワンポイント・レッスン」etc
https://blog.goo.ne.jp/kanumams/e/e19dd72eb1644d2ef275f0513adea7dd
【love letters/さえ先生のピアノで】2020 4/1 カヌマ開校記念日に
https://blog.goo.ne.jp/kanumams/e/a9633c3aef62a71d144bede11367f1a8
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ピアノのジャンルでも「脱力」が
いかに大事かを思い知らされます。
打鍵力がつくまでの練習は要りますが
体や腕の力を抜いて、鍵盤を優しく触る。
勿論曲にも寄りますが、力任せに出した音は空間を包むような響きになりません。
でも、発声は運動のフォームのようで
中々難しいですね。