うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

醍醐寺の火事

2008-08-26 23:28:07 | つれづれ
醍醐寺 准胝堂の焼失、痛ましいばかりです。

中には多くの仏像もあったそうで、すべて煙となってしまったのですね。

形あるものはいつか失われるとはいえ、ここまで残ってきたものが
なぜ今、こうして失われてしまうのかが本当にやりきれません。

しかも雷という天災のために。
だから余計回避すべからざるものなのかもしれませんが、
だからこそ、こういう運命だったのかと何か悲しくなるのです。

醍醐寺の方もさぞ落胆されていることと思います。
ましてや雷対策を講じていたその矢先とのことで…。
再建してまたその姿を見せていただきたいとは思いながらも、
やはり歳月を重ねてきたものにはどうやってもかなわないのですよね…。

本当にもうやりきれないばかりです。

昨年の春、醍醐寺に行った際の写真を思わず探してしまいました。
あいにく、あの時は上醍醐まで足を踏み入れなかったのが、今思うと
悔やまれます!
ということで五重塔の写真を載せます。
あいにくその日は雷はならないながらも雨降りでした…。
コメント
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