白洲正子さんの十一面観音の奈良の旅。
十一面観音だけを追ったことってないけれど、そういうのもまた面白そう。
西国巡礼で観音様巡りは生涯のテーマではあるけれど。
観音菩薩って、文句なしに美しさというか、たおやかさというか、
ひきつけられるものがあります。
もちろん、ほかの仏像たちもどれも素晴らしいのですけれど…。
白洲さんは、日本仏教の起源である大和路での十一面観音をめぐることで、
古代の神の時代の流れを引き継ぐ、いわば観音様のルーツを探っているのです。
宇陀室生寺のほうでは、古くからの水の神につながる観音様…。
私も昨年~今年廻った、室生寺、大野寺、そして長谷寺を思い出しました。
あのあたりは本当に山深く、こもりくの初瀬…死者がいきつくところ、
そして室生川の川音ひびく室生寺や大野寺の水の神の信仰…。
平安仏教のはなやかさとか、末法思想のすがるような仏教とはまた違った、
もっと敬虔なものや力強さを感じます。
時代による仏像の表情などの違いも、最近はなんとなく分かるようになってきました。
実は、11月の奈良巡礼に向けて計画を立てている最中です。
もちろん特別公開文化財狙いなのですが。
いろいろ刺激される一冊でした。
十一面観音だけを追ったことってないけれど、そういうのもまた面白そう。
西国巡礼で観音様巡りは生涯のテーマではあるけれど。
観音菩薩って、文句なしに美しさというか、たおやかさというか、
ひきつけられるものがあります。
もちろん、ほかの仏像たちもどれも素晴らしいのですけれど…。
白洲さんは、日本仏教の起源である大和路での十一面観音をめぐることで、
古代の神の時代の流れを引き継ぐ、いわば観音様のルーツを探っているのです。
宇陀室生寺のほうでは、古くからの水の神につながる観音様…。
私も昨年~今年廻った、室生寺、大野寺、そして長谷寺を思い出しました。
あのあたりは本当に山深く、こもりくの初瀬…死者がいきつくところ、
そして室生川の川音ひびく室生寺や大野寺の水の神の信仰…。
平安仏教のはなやかさとか、末法思想のすがるような仏教とはまた違った、
もっと敬虔なものや力強さを感じます。
時代による仏像の表情などの違いも、最近はなんとなく分かるようになってきました。
実は、11月の奈良巡礼に向けて計画を立てている最中です。
もちろん特別公開文化財狙いなのですが。
いろいろ刺激される一冊でした。