朱川湊人著
「黒のコスモス少女団 薄紅雪華紋様」
朱川さんの小説は大好きですが、特にこのシリーズは好きです。
「小説すばる」で読んでいましたが、単行本になって改めて読みました(^^)
すばるで読みのがしていたのもあったし、なかなか読み応えありました。
これは大正時代が舞台だけど、先日読んだ正岡子規の時代にも共通して、仲間たちのつながりがうらやましい。
風波さんは蟋蟀荘を出て実家に戻ることになりましたが、絵の道を進もうとする仲間たちそれぞれの思いが現れていて、風波がまた成長した感じ。
雪華もまだ謎な部分があるし、まだまだ先が気になってしまいます。