うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

仕事復帰。

2016-09-27 20:45:10 | つれづれ
今日から仕事復帰。

いつもと違うのはK君が家で待っていてくれないこと。

今まで入院しているときも
K君が家で具合悪そうな時も
極力休まなかった仕事。

でもその時はどんなに不安でもK君がいてくれた。

今はもういない。

それがおそろしい程の違いだ。

家に帰ったら、いつもみたいにベッドから後ろ頭が見えたらどんなに幸せだろう。

最後は寝たきりで言葉も交わせなかったけど、それでも生きていてくれるだけでどれだけ救われたろうか。

今はただ寂しい。
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夫を亡くす。

2016-09-26 22:51:27 | つれづれ
一緒に人生を歩もうと決めたひとをたった6年で失うことになるのは本当に悲しくて、悔しい。

病気が憎らしい。

いろんなことを犠牲にして、ふたりで頑張ってきたのにとうとう病に連れて行かれてしまった。

それでも諦めなかった姿をずっと見てきただけによけいに悔しい。

いろんな苦難に立ち向かってきたK君と私の冒険がついに終わってしまった。

逆転はなかった。

信じていた奇蹟もおきなかった。

ただ今は、ひとりでK君の思い出に包まれていたい。

まだ部屋に残るK君の気配に包まれていたい。

1週間経って、何だか本当の悲しみがおそってきた。

声が聞きたいな。

辛いときに1番側にいて欲しい人がいない。
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健気な姿。

2016-09-26 17:40:47 | つれづれ


昨日行ったスカイツリーの、上の展望室。

天望回廊…だっけ?

…の窓の外に

なぜかバッタ?

もしくはキリギリス。

どうやってここまで来たの?

地上450メートル付近ですよ?

上昇気流に乗るとか?

なんにせよ、健気に窓にしがみついている姿には勇気づけられるものがありました。

地上に降ろしてあげたかったけど、さすがに窓あかないしね。

あの後どうなったか気になります。

…というか、いつからいたのかな?

もしかして、K君が励ましに来てくれたのかな?
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区役所。

2016-09-26 14:15:37 | つれづれ


今日はまだ残っている手続きのために区役所へ。

写真は隅田川。
よくふたりで渡ったので、つい懐かしくて浅草にも足をのばしました。

出してもらった住民票の除票を見たら、転入や届出の日付が、当然ながら私たちが同じ家に住み始めた引っ越し記念日だったり、入籍を届け出た日付だったりして、幸せだった6年前のあのときを思い出してしまい、また悲しくなりました。

本当にあっというま。

あの時、車でふたりで区役所に来たこと、まだよく覚えているからよけいに寂しさが増します。

そんな時にお世話になっていた障害者福祉課の方がわざわざ来て下さって、お話しできてうれしかったです。

今はK君の最後のころを共有できる方とお話しすることがすごく慰めになります。
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スカイツリー。

2016-09-25 21:55:33 | つれづれ


今日は母とスカイツリーに行ってきました。

初めて上りました。

K君と結婚して墨田区に住み始めた時はまた開業前で、道を歩いているときにチラチラ見えて、「あっ、今日はライトついてるね~」なんて話していたのを思い出します。

ソラマチには一緒に何度か行ったけど、並ぶのが嫌でいつかもう少しすいたらね~といいながら、結局ふたりで上れませんでした。

今日は空の上にいるK君に少しだけ近づけたかな?





隅田川が流れていて、両国があっち。

あの辺りが我が家かな。



K君とよく渡ったゲートブリッジとか



K君が前に住んでいた南千住とか



真下はまるで作り物みたいな街。

360度見回しても、K君と車でよく動き回っていた場所ばかりで、そういう日々がもう二度とないことがかえって悲しいな。

今思うと、入退院だけではなくて、それ以外にずいぶんK君は私をいろんなところに連れ出してくれていたのですね。

楽しかったね。

ありがとう。

K君が亡くなって、ちょうど1週間。



ずっと降り続いた雨もようやく上がって久々の晴れ間でした。
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普賢菩薩。

2016-09-25 21:35:11 | つれづれ


K君とよくお参りに行った、押上の普賢菩薩と白象。

辰年のK君と巳年の私は普賢菩薩に守られているんだよ。

病気のことで不安で、ふたりのこともうまくいかなくなりそうだったときも、ふたりでここに来たよね。

寒い冬の日に、バスで来たよね。

本当にいろんなところに思い出があふれている。

また病気のせいで辛い思いを繰り返すことが分かっていても、また出会ったころのK君に会いたい。

ふたりの時間を過ごしたい。
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駅蕎麦だよ。

2016-09-24 17:59:29 | ごはん


母と駅蕎麦に行きました。

K君と病院に行くときによく食べた駅蕎麦。

久しぶりの駅蕎麦。

K君も私と一緒に食べてくれてたかな。

懐かしいね~。
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ずっと雨。

2016-09-24 17:56:13 | つれづれ
K君が亡くなってからずーっとずーっと雨降りです(´・_・`)

葬儀を終えたらどっと疲れが出て、家に戻ったらよけいに寂しさが増しました(つд`)

いつもいるべき場所にいるはずの人がいない。

さびしいね。

話したいことがすでにたくさんあるのにな。

またK君と話がしたい。

K君が最後に何を考えていたか聞きたいな。

だって、最後の方はもう何日も会話できてなかったから。

K君の声が聞きたいな。

また私にいろんなこと教えてよ。

K君の写真ばかり眺めてしまう今の自分。
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なんだかなぁ。

2016-09-21 10:44:35 | つれづれ
葬儀の打ち合わせとか、役所関係とかいろいろ手続きが大変で、K君は昔福祉の会社で働いていたから手続き関係得意だったから、こんなときいてくれたらなぁって…

そんなこと言ったら怒られちゃうか(´`:)

でも、1番辛いときに側にいて欲しい人がいないのが、本当に1番辛いのです。

相談したいよ。

K君の体は、千葉の実家に行っちゃったから両国にはとりあえずひとりで帰ってきたけどね、やっぱりK君の身の回りのいつも使っていたものは、まだ片付けられないな。

我が家はすっかり介護生活で介護用品の物置みたいな状態だけど、少しずつやっていかないとなぁ…(。・ω・。)
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ありがとう。

2016-09-19 02:18:52 | つれづれ
今夜、K君が亡くなりました。

安らかに眠ったまま、静かに息が止まりました。

K君の状態が深刻になってから、ブログ更新もできなくなっていました。

K君は入院している時も私のブログを楽しみにしてくれていて、だからこそ、この半年間の私の気持ちをブログに書くことができませんでした。

私しか知らない体の期限的なものや、それを知った上での私の不安や悲しさ。
ついつい、文章にするとそういう真実も書かずにいられなくなると思ったから。

それでK君を不安にさせたりしたくなかったから。

かといって、全然関係ない話題を、何事もないかのように綴る気力もわかずに。

これからは、K君の思い出も含めてまた出来るだけ日々のことを残していきたいなと思います。

このブログはK君と出会う前から続けていたし、今となってはK君とのたった6年の結婚生活は、私の人生の中のほんの短いひとときになってしまったけれど、それもまたこのブログの中の大切な歴史として残したいです。

今はK君はほとんど笑っているような口元で静かに横になっています。

本当に一緒にいてくれてありがとう。

長い間の闘病、本当によく頑張ったね。

お疲れさま。

これからは天国ですきなもの沢山食べて、やりたいことやって、私のことを待っていて下さい。

ありがとう。

おやすみなさい。
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