焼き蕎麦屋さんも大忙し。滑り止めに巻かれたゴムバンドが痛々しく、太い指に食い込んでいる。この祇園祭りの費用は270社あまりの企業・商店広告で運営されていた。先の「鍵」「今里」の祭も田原本町が誇る祭りだが賑やかさ、派手さに於いては大いに異なる。資金を集めるのも大変だろう。運営資金の多少にかかわらず、手作り的な祭りも含めて後世に遺してもらいたいと願いつつ境内を後にした。(完)
ここ奈良県田原本町は先の「鍵」や「今里」の祭りで紹介の通り、弥生遺跡があり、また江戸時代には大阪と大和の物資交流の川舟の港とし大いに賑わっい、経済的にも豊かな歴史のある町であった。しかし時代の波は例外を許さなず押し寄せてきているが、まだ古民家があちこちに残っている。画像は神輿の先頭を行く世話役さんの露払い。