高校生の考古学授業、中学生の考古学体験など、何回か手伝いをさせていただいている。今回、埋蔵文化財調査センター市民考古学講座実習の皆さんの拓本取り実習の手伝いをさせていただいた。この講座の参加者は若い学生とは異なり、第一線をリタイアされ、考古学に興味をもたれ、歴史に大変詳しい方もおられるようだ。画像は真剣に所長の講義を聞く実習生の皆さん
前方後円墳。後円部側は三段に築かれていて、周濠状遺跡が巡り、木製品や土器が出土した。埋葬施設は竪穴式石室ではなく、木槨を多量の川原石で覆う「石囲い木槨」で大和では初の事例とか。画像は復元された「石囲い木槨」
桧原神社の鳥居をくぐり西に向う。春と秋にはこの鳥居の向こうに夕日が沈み、カメラマンが狙うポイントである。さらに進むと三井池があり、周りには歌碑が点々とある。記紀万葉キャンペーンで今年は多くの人が訪れることだろう。この位置からは奈良盆地が見渡せ、ホケノヤマ古墳が間じかにあり箸墓古墳が見える。さらに西に進むと石塚古墳がある。