斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

平和ボケのただの日本人が、中央アジアのネタと、日本に残る遊牧遺構の記事など書いた。

カルガリーという名前について朗報!

2023年03月08日 | 中央アジアその他

名前によって何かを連想させられる….という事がある。

 

特定の動物とか、特定の人とか、特定の国とか、特定の食べ物とか。

 

昨今記事のネタで目新しいもので言えば

 

金田部落

 

金田いう漢語を目にしたら「金帳汗国(キプチャクハン国)」を連想しますよね?

 

もしかして自分だけ?

 

さらに言えば、キプチャクはケチャップを連想するし…. コレは個人的な連想。

 

ケチャップの語源はキプチャクではありません。(どんな思考回路しとんねん?)

 

でも字面が酷似している。

 

ケチャップ汗国🍅

 

金田は蒙古系の集落である可能性が高いが、このままだと金帳汗国を連想する。それを避けるためにモンゴル語のアルタンボラグと表記している。

 

タタール人の一部がタタールという言葉を嫌うのは、「タタール(韃靼)」は蒙古を連想するから嫌だという。それを忌避して自らをブルガールと呼ぶ人もいる。

 

ブルガールは、タタールとブルガリア🇧🇬の祖先。

西に行った人らはブルガリア人となり、東に行った人らはタタール人となった。

 

ブルガリア語はスラヴ語族で、タタール語はウラル=アルタイ語族・アルタイ語派・テュルク=キプチャク語群・カザンタタール語

 

タタール人は金帳汗国の末裔。

 

実にややこしい。

 

蒙古だの金帳だの言うほど深刻ではないが

カルガリーという名前だけを聞いて、何を連想しますか?

 

自分は連想しないが「カナダ(Canada)🇨🇦」を連想する人間が一定数いるようです。

 

この界隈(金帳、魯西亜、蒙古、韃靼、タタール、汗、可汗、匈奴、突厥、シルクロード、漢、朝鮮、扶余、征服王朝、その他)

の人が見れば、カルガリーとはテュルク系言語に見えるが、

その他一般の人から言わせれば

 

「カルガリーはカナダ🇨🇦です。」

との事。

自分には、この感覚非常に分かりにくい。

 

カナダ🇨🇦にもカルガリーといわれる経済特区のような街がある。これは間違いない。

 

ラジオでカナダ人が経済特区的なアルバータ州カルガリーを「キャルグリー」と言っていた。

 

日本語表記がややこしくさせている。

カナダのカルガリーを「キャルグリー」に改定しろと思う。混同して欲しくない。

 

そのせいで、カルガリー(自分の)Twitterにおすすめのツイートや、おすすめの話題に

「カナダ留学」や「カナダ移住」がやたらと表示される。ウザいので都度消すと、暫くは出てこないが、忘れた頃にまたカナダ関連のおすすめが出てくる。

 

本当にウザい。一時は名前変えた方がいいのかと悩んだ。でもそれをやったら、フォロワーさんやその他の人が混乱するし、名前変えました連絡するのは面倒くさい。

 

携帯番号変えるのと同じだ。

 

流石にカナダ界隈からは、自分のカルガリーアカウントが、カナダ界隈と思われてはいない。

 

ツイッターの内容がもろ、金帳、魯西亜、蒙古、韃靼、タタール、汗、可汗、匈奴、突厥、シルクロード、ステップロード、アルタイ山脈、漢、朝鮮、扶余、征服王朝、ジュチ・ウルス、ヤマロ・ネネツ自治管区他なので、カナダ界隈たちからしてみればドン引き。

 

カナダ界隈は「赤毛のアン」だのプリンスエドワード島だのメイプルシロップだの、英王室だのケベック州だの、ノバスコシア州だの、トランスカナダハイウェイ1だの、カナディアンロッキーだの、ユーコン準州他と、自分とは好みの方向性が全く違う為、全く話が合わない。カナダ界隈は、自分のような春秋趣味や、ノマドゲーム趣味、フーメイ趣味などのような力強いものに心躍る傾向にはない。カナダ自体に力強い印象や、文化的多様性の印象がない。

 

春秋趣味:戦モノが好き

ノマドゲーム:競馬、騎射(流鏑馬)、相撲、鷹狩りなど騎馬遊牧民の奉納神事を起源とする競技

フーメイ:ホーミーともいう喉歌。トゥバのウッペイやSUM41やモンゴルのThe Huなどのダミ声のような声の出し方

 

 

本当のカルガリー(Kargaly)という地名は、カザフスタンのアルマトイ州、カルガリー村。

それと、ロシアのオレンブルク州のカルガリー(カルガル)という街。

 

いずれのカルガリーも、キプチャク語群由来だと思う。

 

朗報というのは、ロシアのオレンブルク州のカルガリーКаргалы(カルガル)という街が中世において重要な役割を担っていたという事。

 

ロシアにとっての西への窓は「サンクト=ペテルブルク」

 

では、「東方への窓」はどこか?

 

それは「オレンブルク州カルガリー」

 

カルガリーではタタール商人が活躍した。

 

カルガリー、或いはカルガルとも言う。

https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/138200/1/JOR_65_3_582.pdf

 

自分が「カルガリー」としてやっていく意味や指針になる由来と出会えてよかった!

これからも、ロシアから見て東方、中央アジアや蒙古などの北東アジア、チベット、中国や朝鮮などの情報を発信させていただきます。

そしてロシアを含む、東方の世界と日本との密接な繋がりを探して証明していけたらいいと思っている次第です。

(サンクトペテルブルク様と対等には並べるわけないが...だって帝都だもん)

 

自分の「カルガリー」名称の由来は、勘違いから始まった。カナダのアルバータ州カルガリーという経済特区を中央アジアと勘違いして名乗ってしまったが、もう名前を変えようなんて思わなくなった。カナダのカルガリーはCalgaryである。キャルグリーである。カルガリーとは別物である。

 

自分は「大いなる勘違い」のミスを認めたくない、ミスして悔しい!という個人的な理由でカナダを嫌がっちゃいました!全て解ってるつもりで、なんにも解ってなかった。

 

第一、カナダなんて西側で、有名どこだからつまんないやん!日本人で、旅行したことがある人、住んだ事がある人はザラにいる。

自分にとってはそういう意味では面白くなさそう。自分は力強いものに魅了されるので、カナダの赤毛のアンの世界観いうイメージにはあんまり興味持てない。SDGsの先駆けのような印象。これもあまり気持ちが良いものではない。

カナダは、本当に西の海に面した欧州と先住民の世界で、共産趣味(主義者ではない)の自分にとっては、レーニン像などの遺物がないし、閉鎖都市などのロマン溢れる所もない。その上、遊牧民族と関わりが全くないどころか、寒冷地で乾燥した大陸である割には、遊牧文化が起る事が歴史上なかった事や、文化的多様性や、独立不羅の精神というイメージが沸かない所などが魅力を感じない理由。

自分がどうしようもないからしょうがない💧

自分は、人が誰でも行かないような所の方が好きです。

 

という事で長文のご精読ありがとうございます♪

 

パカパカー


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ロシアユーラシア文化交流講... | トップ | スフバートルコーヒーで絨毯... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿