自分にはモンゴルのヒップホップにハマる要素が元々あるのではないか?
と思える。
ポチった知られざるモンゴルのリアル。青空と草原の遊牧民の国-それは理想化されたモンゴル像にすぎない
ヒップホップと口承伝統・伝統宗教との接点etc…
ヒップホップの生まれた背景が詳細に書かれている。
この本をポチったキッカケが
私には、好きなモンゴル人パンクグループの、蒙古斑(仮)というのがいる🐎🐫
《蒙古斑(仮)》にはアンチが多いので実名を伏せる。》
蒙古斑(仮)が生きる世界の環境的な背景と、その歌詞を照らし合わせた解釈を愉しみたい。
蒙古斑(仮)と出くわしたのが2015年夏。
「下層民の英雄」という曲が東京FMで偶然流れて、ビビッと来た速攻ポチった。
全て英語歌詞のロック曲でアメリカ人はこんな曲作らんだろ!みたいな美しい曲です。蒙古斑(仮)についてググッたら彼らの出自が何故かモンゴル🇲🇳エルデネト。えっ?!ガイジンさんが作った曲じゃないんだ。なんかガックリ。
そりゃアメリカ人はこんな曲よう作らん
当時の自分はモンゴルが嫌いだった。お相撲さんと一重瞼と蒙古斑(赤ちゃんがお尻が青い方)の国。凄く東洋的で演歌みたいな曲ばっかのダサいイメージだった。
曲はいいけど顔は見んとこ。。。
歌い手が白鵬そっくりだったら落胆するのは目にみえていた。国をディスる理由としては至らなかったが、モンゴルを心の中に封印していた。というか忌避していた。出来るだけこの真実から目を背けたかった。
蒙古斑(仮)に深入りせず時が過ぎた。
そしてコロナ禍へ…
仕事に向き合う正しい姿勢を教えて頂いた職場をコロナ禍を理由に辞めざるを得なくなり、去るはめになる。コロナ落ち着いたら同じとこに再就職出来るかどうか毎日が心配で、復職に対する執着心に次ぐ執着心に苛まれていた。
辞めたのが2020年5月。それから数ヶ月にわたり苦手な断捨離をダラダラとする。自分はモノを捨てるのが嫌い。モノに執着する。
頼る情報がラジオかテレビしか無かった。これから先がどうなるのか誰も解らない不安な時期で、コロナ後の世界は江戸時代から明治時代ぐらいに変わると言われ、時代に合わせて変わらないとこの先生きていけないと誰もが言った。自分はそれでも執心を貫き変わってたまるかと抗っていたが、部屋が片付き落ち着いてきた頃に、ノマドという価値観が尊重され始める。ノマドとは遊牧民などの非定住者を指す。
その頃から遊牧民というものに徐々に興味を持ち、モンゴルというモノに興味が湧き、ノマドの価値観に自分の執着心をなんとかして欲しかった。価値観を変えたかった。すがるような想いだった。これからは本当に柔軟な生き方しかダメだと世界が確実なモノになってきた。
あれ?モンゴルといえば蒙古斑(仮)やん!
5年以上経過すればモンゴルを忌避して目を隠してた頃の想いはだいぶ薄れていた。
蒙古斑(仮)のノー・リーズンをポチる。これも全歌詞英語だ。蒙古斑(仮)英語は遜色ないようだが米語発音と比較すると強いクセがある。モンゴル人特有の訛りだ!聞けばきくほど中毒性のある訛りです。
ノーリーズンのサビの旋律は、ボロディンの「中央アジアの草原にて」のひとつのパート部分に似ている。ボロディンは中央アジアの持つ2つの要素を旋律にしたという。シルクロードとステップロード。蒙古斑(仮)のノーリーズンはステップロードを連想させられる方の旋律に似ていて、馬で駆けているようだ。
ノー・リーズンの内容はざっくり言えば、嘘をつくのは辞める。俺たちは変われるという。
私に当て嵌めると、自分の目からモンゴルというものを隠すのはやめて直視すること。価値観は変われる。
モンゴルが目に入ってても、これは違うと自分に嘘をつき封印していた。酷い嫌いようだ。その封印を解いたら本当に人生が変わったようだ。
蒙古斑(仮)の歌い手は本当に白鵬に似ている!白鵬がまだ若く痩せていた頃の顔になんとなく似ている。
森の中で縄張りを死守する生き方から開かれた草原へ、独立不羅の精神を持つ生き方への憧れを持つようになる。
遊牧民への憧れから、自分を少しずつノマドへと移行していく為に生活を中央アジアやモンゴル化しようと思った。その結果食事→中央アジアやモンゴル料理に挑戦してみようと思い、始めた。そして今に至る。
しばらくして、ラジオのネタで、初めて買った洋楽レコードの話があった。
私が初めて購入した洋楽は、ヒップホップのミュージシャン、スノーの初めてのアルバム。高校の時だった。その頃のスノーの曲はカッコよく、ヒップホップを聴いてるだけで自分イケてる気がしていた。そんな昔の事を思い出した。当時もの凄い中毒性があった。現在の蒙古斑(仮)以上に。
ヒップホップモンゴリアという本を知っているし、あれはモンゴルのヒップホップ。
蒙古斑(仮)とスノーとでは、モンゴルとヒップホップ。中毒性のあるモノ同士つきあわせるとモンゴルとヒップホップになった!
私にはモンゴルのヒップホップにハマる要素が元々あるのではないかと…
私は元来、匈奴や突厥に心酔する傾向があるのか?
自覚なしに匈奴・突厥に心が牛耳られていた。
時々ふとした時に中央アジアの風を感じる時があるが、それはまた後日
長々とご精読ありがとうございます
パカパカー
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