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けいた と おちぇの親方日記

わんこと暮らす、のんびり日記

「Faust(ファウスト)」(ゲーテ著・高橋義孝訳)

2020-01-27 09:00:00 | 書籍(小説)
ゲーテのファウスト(第一部)を読んだ。


世界的にも有名な話であったが、
一度も読んだことがなかったので、
読んでみた。

が、しかし、
第二部の途中で、挫折してしまった。

人間の営為は中道にして熄(や)みやすく、
とかく無為を欲したがるものだ。

わが身にしかと納得せずには、
人の心は動かせぬ。
自分の魂から迸(ほとばし)り出て、
力強く切々と語るのでなければ、
聴く者の心は得られぬわけだ。

真に心の底から出たことでなければ、
決して人の心には訴えぬものなのだ。

人間というものは、
自分のわからぬことを疎んじ、
善や美を時には荷厄介に思って、
何かと不平を言うこともある。

心の浄らかな無邪気な人は、
自分で自分の尊い値打ちがわからないのだ。
謙遜とか卑下とかいうものは、
やさしい自然が頒ち与える最高の贈り物なのだが。

出来てしまったことも、為てしまったことも、
みんな過ぎてしまったこと。

だそうだ。では、今日のおまけ。


いつも気持ちよさそうに寝るね。


おとんたちは嬉しいよ。

おしまい。
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