長澤まさみさん主演で映画化もされた、
岡部えつさんの小説「
嘘を愛する女」を読んだ。
岡部さんの作品は初めてで、
奥さんが読んでいたので、借りて読んでみた。
主人公の川原由加利は、
大手食品メーカーに勤めるキャリアウーマン。
ある日、同棲中の研究医・小出桔平が
くも膜下出血で倒れた。そして、意識不明に。
そして、川原は、警察から
小出は名前から職業まですべて嘘であることを
知らされる。
川原は、小出の身元調査に乗り出す。
先日読んだ
平野啓一郎さんの「ある男」のようである。
平野さんといえば、映画化もされた
内容はというと、帯にあるように、
「愛したはずの夫は、まったくの別人であった。」
という話。
城戸章良という在日三世の弁護士が、
“ある男”が本当は誰なのかを調べていく。
単行本で350頁もある大作であったが、
あっという間に読み終えてしまうほど、
のめり込む作品であった。
「私は、彼と話しているのが心地よかった。
こちらの言うことが、良く通じ、
相手の言っていることがまた、
よくわかったからである。そういう人には、
なかなか出会えないものではあるまいか。」
「今では、自分という人間を、
それらの過去の結果と捉えている。」
「誰も、他人の本当の過去など、
知ることは出来ない。」
今度、マチネも読んでみようと思う。
さてさて、休日の夕方のお散歩。
おとんは、明日からまたお仕事ね。
柚月裕子さんの「最後の証人」を読んだ。柚月さんの作品はこれが初めて。
会社帰りに立ち寄った東京駅構内の本屋で
平積みになっていたので、買ってみた。
主人公の元検事の佐方貞人検事は、
刑事事件専門の弁護士。
その佐方のもとにホテルの一室で起きた
刺殺事件の被告人から弁護依頼が舞い込む。
内容には触れないので、
是非とも本を買って読んでほしい。
とても面白い作品であった。
この作品を読んで、
柚月さんのファンになってしまった。
森下典子さんのエッセイ読んだ。

大学生の頃から習始め、25年。お茶を通じての筆者が教えられたこと。
全くと言っていいほど、
私はお茶のことを知らなかったが、
とても楽しく読むことができた。
黒木華さん主演で映画化された。
先日、亡くなられた樹木希林さんも出演しており、是非観たい。
ところで話は変わるが、
すっかり気持ちよくなり、帰り道ではすぴすぴ。
また行こうね。
久しぶりの連ドラネタ。
5年前のある自殺事件が背景にありつつ、
1話完結の危機管理ドラマ。
気軽に観られる1話完結ものと思っていたが、
最終回の展開はなかなか面白かった。
また、内容自体も面白かったが、
それ以上に、竹内結子さん、斉藤由貴さん、
水川あさみさん、バカリズムさん、
中川大志さんたちの会話がとても面白かった。
そして、やはり竹内結子さんは綺麗であった。
ちなみに視聴率は全10話平均で6.83%と、
低調であった。
これを書いているときのおちぇりさん。