昨年のことであるが、
ハーバード大学のクリステンセン教授の
タイトルは邦題より原題の
「How will you measure your life」の
ほうが内容を表している。
とても良かってので、部下にも紹介した。
自分の人生を評価する物差しは何か?
「何を考えるべきか」ではなく、
「どう考えるべきか」が大事。
データを入手できるのは、
過去のものごとに関してだけである。
人生に起きる問題は、
理論と一対一の関係で対応するとは限らない。
妥協の道に足を踏み入れたら最後、
二度と戻れなくなることが多い。
誘因(インセンティブ)と
動機づけ(モチベーション)という、
二つの概念の関係性。
「仕事に不満がある」の反対は、
「仕事に満足している」ではなく、
「仕事に不満がないこと」である。
金銭をもたらすものと
幸せをもたらすものの違い。
相関性と因果性を
混同しないようにすることが大切である。
この先、何が待ち受けているのかは、
誰にも分からないものだ。
企業が成功できるかどうかは、
有効な手法を見つけるまで試行錯誤を
続けられるかとどうかにかかっている。
自分のキャリアについて
まだ考えがまとまらないうちは、
人生の窓を開け放しておこう。
私たちが自分の戦略に対して行う投資、
それが積もり積もって人生になる。
戦略は、
日々の無数の決定を通して生みだされる。
万能型の手法というものは存在しない。
忍耐強く努力を続ける決意がなければ、
成功はおぼつかない。
最も力を入れる必要があるのは、
一見その必要がないように思われるときにある。
時間と労力の投資を
必要性に気づくまで後回しにしていたら、
恐らくもう手遅れだろう。
どんな状況にも合う、
唯一の正解など存在しない。
わたしたちは自分が何を求めているかを考え、
相手も同じものを求めているはずだと思い込む。
わたしたちはものごとをこうだと
決めつける傾向にある。
難しいのは、自分がその中で
担うべき役割を理解することである。
自尊心は、(中略)困難を乗り越えて
大切なことを成し遂げてこそ生まれる。
能力は、人生の様々な経験を通して
開発され、形成されていく。
失敗することがないなら、
それは高みを目指していないのと同じである。
マネジメントは、立派に実践すれば、
最も崇高な職業だと心から信じている。
人が学び、成長し、責任を担い、
功績を認められ、チームの成功に貢献するのを、
これほど多くの意味で手助けできる職業はない。
長くなったが、今日のおまけ。