FPの胃袋 ~FP・社労士 川部紀子のブログ~

ファイナンシャルプランナー・社会保険労務士 川部紀子の腹の内。

FP・社労士事務所 川部商店

「今年こそお金を貯める?」新年1発目AIR-G' FM北海道『Sparkle Sparkler』

2015-01-05 | ブログ
Sparkle College新年初の生放送が無事終了です!

今日のテーマは「お金を貯める!」
新年の目標の定番に「貯める!」ってのがあります。

何かあったときや将来のためにやっぱり貯めたい、貯蓄がある方が安心など、
そう思うのがこの国でまともに生きてきた人間の発想かと思います。

もし、「お金を貯める気が一切ありません。全て使う主義です。」という人がいたら、
結婚したら揉めるだろうねぇ…。

離婚原因には、相手の浪費、金銭感覚の違いが必ず入っているし。

そして、こんなデータも!
最低○万円はほしい!? 結婚相手の【理想の貯金額】は?

・未婚女性の4割近くが500万円以上と回答!
・男性は4割5分の人がいくらでもいいと回答!

この男女差は、私も同じ女性として情けない気もするし、けっこうショッキングな結果です。

でも、現実のデータだし、男女の特性かもしれないので、
男性は覚えておいた方が後々女性と揉めないのではないかと思います。


あ、貯める話に戻ります。
「いくら貯めればいいの?」「みんなどのくらい貯めてるの?」的な質問、
ものすごく多いのですが、

それは、収入も違うし、その人がどんな希望を持っているのかにもよるし、
今や将来、どんな暮らし方、生き方をしたいのか、というライフプランによって変わってきます。

ライフプランを立てるところから始めないと目標も変わってきます!

とバッサリいきたいところですが、どうしても気になるようなので、こんなデータを紹介します。

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(平成25年)」による、年代別の金融資産残高等↓↓

①単身世帯 金融資産保有世帯
20代:貯蓄割合17%、平均335万円、中央値120万円
30代:貯蓄割合16%、平均701万円、中央値400万円
40代:貯蓄割合14%、平均1137万円、中央値560万円
50代:貯蓄割合13%、平均1845万円、中央値1000万円
60代:貯蓄割合10%、平均2499万円、中央値1500万円

②二人以上世帯 金融資産保有世帯
20代:貯蓄割合13%、平均366万円、中央値265万円
30代:貯蓄割合12%、平均558万円、中央値350万円
40代:貯蓄割合10%、平均1077万円、中央値645万円
50代:貯蓄割合9%、平均1644万円、中央値1000万円
60代:貯蓄割合8%、平均2263万円、中央値1374万円

中央値はずらっと並べた真ん中の人、みたいなイメージなので、
「この人より前にいたいな!」とか、そんな目標の考え方もあるのかもしれませんね。

最後に一番大切なことを!

お金を貯めたいのなら、とにかく行動を起こすこと!
職場の財形で貯めるのか、いつもの銀行の積み立て定期預金なのか、ネット銀行なのか。

何で貯めるべきかという問題で悩んでいるくらいなら、何でもいいから始めましょ!
そうしないと、また来年になっちゃいますよ~。