22日 午後7時 リリア音楽ホールにて
ご案内のパイプオルガン無料演奏会へ
演奏中は撮影が禁止されているので 先ずは、開演前のオルガン全景です
今回は韓国若手オルガ二ストのパク・ジュンホ氏の演奏です
この演奏会では女性やベテランの方の演奏が多い印象をもっています
勿論、監修の井上圭子氏も女性です 男性しかも20代となれば
ダイナミックな演奏に期待が膨らみます
定刻、演奏が始まります
毎々、演奏家の脇には助手の様な人がおります
離れて椅子に座っていて、その都度立ち上がり楽譜をめくります
但し、それは曲中でのことで、1曲が終わった時は演奏家自身が
楽譜を入れ替えます
オルガンの音は曲毎に予めプログラミングし、音色は次々と変化していきます
そのきっかけは演奏家自身があるスイッチを動作させることでと想像できます
ところが5曲目の ヴィエルヌのオルガン交響曲第5番の第5楽章の演奏では
この助手が鍵盤の脇に付きっ切りで立っています
楽譜を捲るだけではなさそうです、演奏家が弾き続ける中
どうやらスイッチも動作させているように見えます
元来両手両足を駆使しての演奏ですがそれでも賄えない程
複雑な進行の曲の様で、初めての光景でした 交響曲ともなると
こうなるのでしょうかね
予定の5曲が終わり、軽妙なアンコール曲も終わり皆さん帰り支度の中
楽譜を片付けているその助手をパチリ、 シルエットだけでご勘弁
迫力の演奏会で堪能する事が出来ました
ところで、オルガンの演者はその楽器の性質上観衆に背を向けています
顔の表情は見る事が出来ません
曲の終わりにタイミングよく拍手をすると、演奏家は椅子から立ち上がり
振り向いてお辞儀をし拍手に応えますが それが無いと次の楽曲の演奏に入ってしまいます
明らかに曲が変わったなと思った時にはすでに遅すぎますね
演者に対して失礼をしているかの様に思ってしまいます
ところが曲の合間なのか終了なのかの判断はこれが意外と難しい
数多ある曲の終わりを知っていれば悩む必要もないしと言って
単に音楽を楽しむのであれば拍手を出来なかった事を悔いる必要もないのですが・・・
こんな事を考えるのも小市民の証ですね
20回以上も来て100曲位聴いているので、おぼろげながらこれが最後の音(終わりの合図)
と分かる様な気がしてきていますが それでも自信が無いので大きな拍手は遠慮しています
今回も誰もついてこないので結局6曲中3曲がスルーとなってしまいました
次回は10月9日(水)
ドヴォルザークのシンフォニー第9番「新世界より」が予定されています
しかも大好きな第4楽章と言う事でオルガンでの表現に期待しています
この曲なら拍手一番乗りができる様な気がしてます
(気が小さいくせして一番が好きな小市民より)
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