川口市 栄町2丁目町会

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オルガンのすすめ 新世界より

2013年10月10日 08時20分33秒 | オルガンのすすめ

 9日 午後7時 リリア音楽ホール 中央中段に座り始まりを待ちます

場内が暗くなり、演奏ブースだけに明かりが灯ります 

拍手が起こり、演奏者であるパヴェル・コフウトさんの登場です

背が高く、足も長い、精悍なマスクの持ち主で1976年生まれ

パンフレットによればオルガン曲の演奏史の論文で博士号も取得されています

 そんな彼の演奏が始まります

今夜のお目当ては、プログラム最後の ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」から

その中の第4楽章が演奏の予定に入ってます

 3年前のウィーンフィル交響楽団の演目も同曲で、入場料の高さを顧みず

演奏会に来たことを思い出します

その時のブログでも記載しましたが、高校一年の音楽の授業中での

音楽鑑賞の時に感動し、その日のうちにレコード店(古!)で買い求めました

 自分で購入したクラシックのレコード第1号です (2010年11月4日号 参照)

第4楽章は 特にお気に入りで すり減って雑音だらけですが今でも聞く時が

有ります  どこかの某市長は第2楽章がお気に入りと言っていましたが・・・

 さて、オルガンで奏でるとどうなるのか興味津々です

ジャーラン ジャーラン と始まります 聴きなれたフレーズが次々と流れてきます  

一人でもフルオーケストラに対抗できるのがオルガンの凄さです

重低音はむしろ凌駕しています  最高の気分、得した気分です

 演奏が終わり、拍手でアンコールの催促です

お決まりの2度目の再登場で 鍵盤の前に座ります

曲が始まります 「オヤ?」

 何と 第2楽章ではありませんか

某市長がいらっしゃればさぞお喜びの事だったでしょう

第4楽章とは対照的にスローなテンポで 有名な主題が流れます

 出来るなら すべての楽章を通して頂けたらと思っていました

出口の前で CDの即売が行われています

 係の方に、「9番の通しが収録されているのが有りますか?」と尋ねると

その方が首を傾げて困っているご様子 そんな時

奥にいた方が「残念ながら有りませんが、他のもとても良いですよ!」と出てきました

ア! 井上圭子さんだぁー  リリアのオルガンのプロデューサーを務めている方です

ご本人も「オルガン旅紀行」と称して企画から演奏までお一人でこなす才媛です

 勇気を出して「通して演奏して頂けたらとても嬉しかったのに・・・」と言うと

即売場に遅れてやってきた演奏者のコホウトさんに通訳して伝えています

すると ご本人から深々とお辞儀をされてしまいました

 歳を取って益々つい余計な事を言いすぎる悪い癖に「大反省」の一コマでした

それでも大満足な演奏会でした  井上圭子さんもとてもステキでした

 次回は11月7日(木) 演奏は キム・ジン さんの予定です

まだの方はこの機会に是非ご鑑賞下さい   とても長いDY話でした

 


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2 コメント

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Unknown (しむさん)
2013-10-17 01:09:07
「新世界より」は私も、ファースト購入盤です。
ストレートでキャッチーな楽曲にメロメロ!

のちに大貫で「遠きぃ~山にぃ~♪」と聞いたときは
「先生、なんで盗作してるの!?」と
一瞬、信頼が崩れた覚えが・・・。
(^皿^;)

日本人にはなじみ深い旋律ですね。
ドヴォルザークは天才です。


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温故 (管理人)
2013-10-17 08:17:33
しむさん 様
ご訪問有難うございます
好きな楽曲は何度聞いても
飽きが来ないのは不思議ですね

寒くなりました
ご自愛下さい
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