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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

研究所(3回シリーズその1)

2014年03月17日 00時00分01秒 | 緑陰随想

 国立理化学研究所があやしくなっている。数日前の日経新聞一面にSTAP論文撤回に関する記事が掲載されていて、三面には関連記事、及び理化学研究所組織についての説明があった。読んで居られない方へその抜粋をご呈示する。

  新元素発見などで幅広い成果と題して、国内最大級の公的研究機関で文部省が所管する。

 物理学、化学、生物学など幅広い研究を手がけ、事務系職員も含めると約3400人(2012年度末)の人員を抱える。年間予算は13年度でおよそ850億円。113番目となる新元素を見つけたり世界初のIPS細胞を使った臨床研究を実施したりするなど、基礎から応用まで広い成果を出している。中略 90年代以降、計算科学研究機構(神戸市)、発生・再生科学総合研究センター(神戸市)、放射光科学総合研究センター(兵庫県佐用町)、脳科学総合研究センター(埼玉県和光市)の研究拠点を設置している。

  幕末から大正期に活躍した実業家で日本資本主義の父と称される渋沢栄一氏が設立した研究所である。

  普段の生活にはスッポットがあたることもない研究所生活を11年経験した自分にとっては、理化学研究所は時代の最先端を研究する場所として、もっと話題となっても良さそうであるが、今回のSTAP細胞に係わる論文の撤回騒ぎには、似つかわしくない事例として、世間を騒がすことになってしまった。結論めいたことや批評する立場ではないし、傍観者の一人として推移を見守りたいと思う。(次回へ続きます)



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