筆者は将に光の芸術、中でも光の神秘性の追求と思っている。光の性質を知り、反射光を再現し、画像として操ることといっても良いであろう。最近のデジカメやデジタル一眼レフには、ライブビューといって、液晶モニターがついている。カメラのファインダーから見る被写体は片目で見るため、遠近感がつかみにくいし、小さい。
ライブビュー機能を使うと、写真の仕上がりまで予測できてしまう。とはいえ、ピントが合っているかどうかの最終判定は、やはりパソコン画面で拡大してみないとよくわからないものだ。ピントが合っていない写真は拡大していくとすぐに判明する。フィルム時代には現像の終えたネガフィルムをルーペで見て、ピンぼけをチェックしたものであるが、今は勝負が早い。
ピントが合わない原因には幾つかあるが、多くの場合、手ぶれである。特に、焦点距離の長い望遠レンズを使うときは、手元のちょっとしたぶれが影響するため、三脚は欠かすことができない。更には、被写体が動いている場合には、変化するスピードに対し、正しいシャッタースピードを選択する。鳥など飛行しているものには1/250秒より速いシャッタースピードが必要である。噴水や滝などもシャッタースピードを変えて何枚か撮影すると良い。
絞りは絞り値の数値を小さくする、つまり、開くほどピントの合う範囲が狭くなり、背景がぼける。絞りを絞るほどピントの合う範囲が前後に広くなる。絞り優先撮影といって、ぼけの効果を狙う場合がある。
画質に影響する感度、すなわちISO感度であるが、数値が大きいほど感度が高く、暗いところでも撮影可能となる。しかし、感度が高くなるにつれ、画質が粗くなる。通常はもっとも鮮明であるISO感度100であるが、800ぐらいが限界のようだ。
ホワイトバランスも重要な要素で、被写体は太陽光や照明によって異なった色合いとなる。通常はオートで十分であるが、雪景色を撮るとグレーとなって失敗することがあるように、照明の種類に応じた適正なホワイトバランスに設定すると良い。(次回に続く)
ライブビュー機能を使うと、写真の仕上がりまで予測できてしまう。とはいえ、ピントが合っているかどうかの最終判定は、やはりパソコン画面で拡大してみないとよくわからないものだ。ピントが合っていない写真は拡大していくとすぐに判明する。フィルム時代には現像の終えたネガフィルムをルーペで見て、ピンぼけをチェックしたものであるが、今は勝負が早い。
ピントが合わない原因には幾つかあるが、多くの場合、手ぶれである。特に、焦点距離の長い望遠レンズを使うときは、手元のちょっとしたぶれが影響するため、三脚は欠かすことができない。更には、被写体が動いている場合には、変化するスピードに対し、正しいシャッタースピードを選択する。鳥など飛行しているものには1/250秒より速いシャッタースピードが必要である。噴水や滝などもシャッタースピードを変えて何枚か撮影すると良い。
絞りは絞り値の数値を小さくする、つまり、開くほどピントの合う範囲が狭くなり、背景がぼける。絞りを絞るほどピントの合う範囲が前後に広くなる。絞り優先撮影といって、ぼけの効果を狙う場合がある。
画質に影響する感度、すなわちISO感度であるが、数値が大きいほど感度が高く、暗いところでも撮影可能となる。しかし、感度が高くなるにつれ、画質が粗くなる。通常はもっとも鮮明であるISO感度100であるが、800ぐらいが限界のようだ。
ホワイトバランスも重要な要素で、被写体は太陽光や照明によって異なった色合いとなる。通常はオートで十分であるが、雪景色を撮るとグレーとなって失敗することがあるように、照明の種類に応じた適正なホワイトバランスに設定すると良い。(次回に続く)
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