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日曜大工雑感(塗り替え工事)その1

2020年12月15日 00時00分05秒 | マニュアル

 年末となり、年神様を迎える準備で、ご多用中ブログ訪問者へ、何かお役に立てればと思い、3回に分けて投稿することにした。ご興味のない方は読み飛ばしていただきたい。

 

 今回は、小規模な建築塗装塗り替えを行ったので、気が付いたいくつかの点について触れたい。対象としたのは、木製玄関ドア、アルミ鋳型フェンス、ベランダの鉄管及び、橋脚、物干し台等である。いずれも同一色で、外部用の調合ペイント(フタル酸樹脂塗料)仕上げである。2年に一度塗り替えているが、今回は3年が経過している。鉄部には錆が生じていて、はがれている部分もあった。

 

  どのような作業においても、現状を把握し、どのようにすればよいか、大まかな作業工程を考える。DIYで自分が行うことができれば、業者に依頼することもない。しかし、判断がつかなければ、業者に依頼する方が良い場合も多い。例えば、足場を組む必要がある、短期間で済ませたい、使用する材料、道具の準備及び知識がない、体力に自信がないなどの時である。費用の点から見れば、DIYで家族とやるのが安上がりであるが、仕上がりの程度や協力体制等において、意図した結果にならず、逆にわずらわしさを生じることや失敗することもある。過去に何度か経験していれば、問題はないが、塗り替え作業を自ら行うことは簡単そうに見えても、意外と手間がかかるし、難しいものである。

 

  材料が準備され、刷毛で塗料を塗るだけではない。この工程は、塗り替え作業のごく一部に過ぎずで、大部分の工程はそれ以外の作業である。まずは作業環境を作りである。材料、作業道具等を準備する。最近はホームセンターでDIYコーナー等があり、容易に材料準備が可能で、相談に乗ってくれる店員も配置されている。

  塗料とシンナーはそこで購入できる。希釈する溶剤(シンナー)が水である水性塗料も多く、その利用は塗装する対象物(被塗物)によって、決めるが、鉄部には石油系の溶剤(主に塗料用シンナー)を使う油変性塗料や、合成樹脂塗料である。塗料メーカーによって各種製品名があり、本来は主成分名の方がわかりやすいと思えるが、製品名で呼んでいる場合が多く、混乱しやすい。また、あらかじめ、使用する材料の量は、どれだけの被塗面があり、平米当たりの塗布量によって使用量を決定する。したがって、購入する塗料缶の分量が決まってくる。

  最近の建築塗装の主流は、まず、高圧洗浄機を使って全体を水洗することが多くなった。

 しかしながら、水洗後、数日間は乾燥させるので、工事日数が加算される。細部に入り込んだ水分の蒸発は思ったより、時間がかかる。水分があると、次に行う塗装しない部分の養生となるが、使用する養生テープの接着が阻害される。養生テープは各種あり、ポリエチレンフィルムと一体となっているものが使いやすい。



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