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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

病状点描1

2019年07月22日 00時00分05秒 | 紹介

皆様へ

「肺炎を起こし入院しましたが、20日に退院しました。ご心配をおかけしました。

しばらく屋外写真撮影には出れませんのでご理解ください。」

 

今回、10日余りの入院ほど人間の身体の弱さを感じたことがなかったのであるが、自分の想像とは、相当異なった形で、突然襲う現象は筆舌しがたいものであったが、参考事例としたお示しすることが良いと思った次第である。

 

人間誰しも同じ衣食住であっても、時代背景や、考え方、経験等すべてのことについて同じではない。したがって形成される身体構造・機能そのものについても、千差万別で、個別なのであるが、共通する部分はないわけではなく、そうでなければ、診療科などの区分が意味をなさなくなる。しかしながら、症例や、治療方針など、10羽一絡げとはいかず、個別で対応せざるを得ないのも事実である。

 

医療にもいえることであるが、初診外来から始まり、単発や継続を含め、病院では、個別のカルテに詳細が記録される。収集されたデータは、パソコンによって電子化され、記憶媒体に保存される。院内共通のデータ共有化が進んでいるが、診療科を跨ぐケースもあり、境界領域が定まらない場合も見受けられる。当初、決まった診療科が中心となり、PDCA(プラン-ドウ-チェック-アクション)サイクルによる診療が始まる

 

医師は罹患した症状から、病名を探るが、事前に、察知できる体温、体重、身長、血圧、心拍数、血中酸素濃度、採尿、採血・血液検査、エックス線撮影等による検査データは判断材料となる。当然、顔色や、呼吸音、脈拍等の外観検査も必要であろう。場合によっては、五感の状況、痛みや発疹の状態、触診による検査も必要となる。このほかにも、親族や個人の罹患した過去の病歴、現在治療中の病気、処方されている薬、それによる副作用等の問診も重要となる。

 

過去に行った臓器の摘出後の経過観察で、発症した病気が別の診療科に及んだ今回の入院は、気管支内科であったが、数日間就寝時の呼吸が荒くなり、胸部が圧迫される状況が続き、日中も微熱が続く状況にあった。気管支の状況は、前回の外来診療でも指摘され、ステロイドと吸入薬を併用していた。(ステロイドとは、副腎(両方の腎臓の上端にある)から作られる副腎皮質ホルモンの1つで、ステロイドホルモンを薬として使用すると、体の中の炎症を抑えたり、体の免疫力を抑制したりする作用があり、さまざまな疾患の治療に使われている)

 

しかしながら、気管支炎の発作は喘息の発作のことで息苦しいが、自分ではよくわからなかった。医師の聴診器からは呼吸に雑音が聞こえるようで、レントゲン写真と血液検査の結果から肺炎と診断された。

 



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