ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

地震後 近況2

2011-04-13 20:40:16 | 東日本大震災・地震関連

あの大震災から1ヶ月目の4/11(月)、地震発生時刻の黙祷を促すサイレンが鳴り響き、「ああ、もう一カ月経ったのか」と思ったまさにその日の夕方5時過ぎ頃、私の住む福島県浜通りに直下型の大余震が襲いました。(震度5強?)

直後に停電

ちょうど落ち着いてきて気の緩んできた頃、冷や水をぶっかけるような地震。

休業最後の日だったので家に居たのですが、あまりに揺れが大きく、家屋倒壊の危険を感じたため、すぐさま息子と義姉に屋外退避を指令!

車庫のエクシーガがグワングワン左右に揺れている!

大きな余震が断続的に起こり、その度にあちこちでモノが割れる様な音が。また雨も降っていたので「マジかよ~、勘弁してくれ」との想い。

今回は屋根瓦が数枚落ちました。前回の大地震の時は大丈夫だったのですが、その時のストレスがあったのでしょう。

断水になるのでは、との恐れがあり、すぐにタンクや風呂に水を汲む。

息子と義姉をエクシーガ内に乗せて道路わきまで移動し、カーTVを見させている間、私は雨の中、先日購入したばかりのジャングルハットと軍用ポンチョを纏い、外まわりの点検をしながらラジオを聴く。

「また原発の冷却機能が失われるのでは・・・海沿いの親戚に津波が襲ってこないだろうか・・・」

色んな事が頭の中でグルグルします。

腰痛が完治してないのに痛みを感じません。アドレナリンが分泌され、戦闘モードです。

「落ち着け・・・自分」と思いながらタバコを一服。

雨は止まず、明かりも点かず、40分くらい経ったでしょうか、ふいに電気が復旧しました。

室内は案の定、また色んなものが落ちてきて無茶苦茶。

特に私の部屋は本やらTVやら、雪崩状態で布団の上に散乱しており、寝ていたら確実に怪我をする状況でした。

しかも翌日。

更に大きい震度6弱の直下型が襲いました。

会社で仕事中でしたが、つんのめって倒れそうなくらい揺れました。ああ、家は倒れないでくれよ・・・

今回は、茶の間の32インチのブラウン管のTVが落ち、瓦がまた数枚落ちました。

010

私の部屋はまたも無茶苦茶・・・家具の配置を再考しなければならないでしょう。

この余震の影響で、一部地域でまた断水です。

スタンドもまた混み始めました。水汲みにはクルマが必要なのと、前回の燃料不足に皆懲りてるんでしょう。

毎日強い余震が来るので、何もない時でさえ、揺れているような錯覚を起こします。

「寝てるときに揺れないでくれよ・・・」と想いつつ床についても寝られたもんじゃありません。

私はもともと睡眠障害があり、結構強い睡眠薬を複数、常用しているのですが、効きません。危険を感じてますから尚更。

この連日の大きな揺れによって生き埋めになった人もいるというのに、TVでは大きく取り上げられず、相変わらず原子力安全保安院の会見など。

原発事故の評価がレベル7に引き上げられた今、もう多少の大地震などニュースにならんのでしょう。

土日の休みには瓦の補修と燃料補給をしよう。

長期戦になりそうなので、やることをやっておかないと。

戦時下のような毎日ですが、命さえあれば、家族が無事なら、乗り越えられるだろう。

(※最近写真が無いのは精神的な余裕がないせいもあります)

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