梨の袋掛け作業をしていると、袋を入れる箱にズシンと衝撃が。何かが落ちてきた
恐る恐る下を見ると、カエルがいました。
「アマガエルか、これなら触れる」とちょっと安心したのですが、このカエル私をずっと見つめている。時間にしたら数十秒だったのかもしれないのですが、カエルと見つめあってしまいました。
「こんなに見つめるってことは私に何か言いたいことがあるのかしら?」「もしかして、悪い魔女にカエルにされてしまった王子様なのでは?」「とうとう、私に現れた?王子様が」娘とプリンセスのお話を読みすぎて、すっかり夢見る少女のようになってしまいました。
思わず「あなたは、カエルにされてしまったけど実は王子様なんでしょ?」と聞くと、カエルは呆れたように「ケロケロ」と鳴いて去っていきました