26日日曜日、カミさんの実家、伊佐市大口の里山へ餅搗きに。
およそ2時間ほどをかけて車を走らせてみたものの、
着いてみると、餅搗きはすでに終わっていて、
いくつかの餅が降ってくる雪を溶かしながら
七輪の上で焼かれている・・。
傍らで、この12月に娘さんを嫁に出したばかりのMさんが
自分で打ったソバを茹ではじめる。
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等間隔にきれいに切られたソバを見ながら、
「またまた腕を上げられたのでは?」と尋ねると、
「いや、今日は気温が低いからか、思ったようにいかず
少し固くなってしまった・・」とニガリ顔でそう答えた。
子供達は時折降って来る雪に大はしゃぎ。
燃えている焚き火に手をかざしながら、
誰かが「子供達が大勢いるのはいい。活気が出る。」と
言っていた。
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しばらくしてソバも出来上がり、通称“保ハウス”と
僕らが呼んでいる小屋の中に全員集合。
“保ハウス”はカミさんの父親が、もう何年も前に
みんなが自由に寄り合い、集える場所として建てたもので、
“保”の一文字は、その本人の名だ。
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ニガリ顔で「少し固くなってしまった・・」とMさんが
言っていたソバだったが、僕らにはそんなことなど
全く気にならず、次から次へと「おかわり!」の声。
出汁がとても良く効いていて、心の底から「うまい!」と、
そう思った。
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ソバのあとには、ご近所の方が作ってこられた豚汁も。
これもまた冷えた身体がよく温まる、とても美味しいものだった。
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暖まった身体で外へ出てみると、相変わらず雪が舞っていた・・。
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静まり返った真冬の気配の中で、里山の人々はこうして肩を寄せ合い、
静かに来る年を迎えるのだなあと、そう思った。
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ポチッとよろしく。
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およそ2時間ほどをかけて車を走らせてみたものの、
着いてみると、餅搗きはすでに終わっていて、
いくつかの餅が降ってくる雪を溶かしながら
七輪の上で焼かれている・・。
傍らで、この12月に娘さんを嫁に出したばかりのMさんが
自分で打ったソバを茹ではじめる。
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等間隔にきれいに切られたソバを見ながら、
「またまた腕を上げられたのでは?」と尋ねると、
「いや、今日は気温が低いからか、思ったようにいかず
少し固くなってしまった・・」とニガリ顔でそう答えた。
子供達は時折降って来る雪に大はしゃぎ。
燃えている焚き火に手をかざしながら、
誰かが「子供達が大勢いるのはいい。活気が出る。」と
言っていた。
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しばらくしてソバも出来上がり、通称“保ハウス”と
僕らが呼んでいる小屋の中に全員集合。
“保ハウス”はカミさんの父親が、もう何年も前に
みんなが自由に寄り合い、集える場所として建てたもので、
“保”の一文字は、その本人の名だ。
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ニガリ顔で「少し固くなってしまった・・」とMさんが
言っていたソバだったが、僕らにはそんなことなど
全く気にならず、次から次へと「おかわり!」の声。
出汁がとても良く効いていて、心の底から「うまい!」と、
そう思った。
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ソバのあとには、ご近所の方が作ってこられた豚汁も。
これもまた冷えた身体がよく温まる、とても美味しいものだった。
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暖まった身体で外へ出てみると、相変わらず雪が舞っていた・・。
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静まり返った真冬の気配の中で、里山の人々はこうして肩を寄せ合い、
静かに来る年を迎えるのだなあと、そう思った。
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ポチッとよろしく。
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