花はなのつづり箱

季節に咲く花や日々の暮らしなど、綴っていきたいと思います。

スペアミント(オランダハッカ)

2022-08-05 14:43:07 | 花の名前
スペアミント(オランダハッカ)
 学名:Mentha spicata
 科名/属名:シソ科 ハッカ属    開花期:7~8月
 原産地:地中海沿岸 北アフリカ  花色:白 薄ピンク 薄紫
 別名:グリーンミント ミドリハッカ オランダハッカ(和蘭薄荷)

 ミントは栽培種だけでも 20種以上あり色々な香りを楽しめるハーブです。
 中でもスペアミントは多くの品種の元になっているミントの代表格となっています。
 ペパーミントに比べて香りが穏やかでアイスやお菓子などに良く添えられています。

  花ことば 暖かい心 温厚 情の暖かさ 美徳 思いやり 爽快感
  スペアミントに比べて香りが穏やかで優しい花ことばが付けられました。

  スペアミントはペパーミントと並ぶミンチの代表品種でハーブティや
  料理 カクテルなどに利用されます。
  ハーブとして用いられてきた歴史は古く聖書にも登場します。

  草丈は30~60cmに生長し葉の縁に深い切れ込みがいくつも
  入っているのが特徴です。 
  葉の形が槍(spear)に似ている事から名付けられました。
  7∼8月になると茎の先端に小さな花を稲穂のように沢山咲かせます。

  スペアミントの効果効能と香り
  スペアミントはペパーミントに比べて香りが穏やかな事で知られています。
  これはメンソールと言う清涼感のある香り成分の含有量が少ないからです。
  カルボンやリネモンが主成分となっているので甘みのある香りがします。

 効果効能
  メントールには鎮静作用があり細胞を活性化させる効果があり気持ちを
  リラックスさせる効果が有ります。
  また消化器の不調を癒し便秘や下痢などを緩和してくれます。
  またリモネンはレモンなどの柑橘類の多く含まれる成分で癌の抑制や
  育毛の促進 食欲増進効果が期待できます。
  カルボンは中枢神経を抑制したり刺激したりする働きがあります。
  スペアミントはペパーミントに比べてメンソールの含有量が少なく
  穏やかな香りが特徴です。
  刺激が少ないので扱いやすく香料として使い易い事が魅力になっています。
  育てるのも簡単で放っておいても元気に生育する事からガーデニングや
  初心者の方にもお勧めです。


                    2022.7.23 散歩で見た花

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする