11月22日(金)
鹿田山フットパスで見たシロダモの花
シロダモ
別名:オキナワダモ クスノキ科 シロダモ属 常緑高木
花期:11~12月 生薬名:ツジ油 オダクサ油
薬用部位:種子を絞って得た油 成分:脂肪酸
山地と分布:本州 四国 九州 沖縄 朝鮮南部 中国東部
落葉中高木で葉は互生枝の先に車輪状に集まり大型で
長さ8~18㎝ 幅4~8㎝の長楕円形または卵状長楕円形で3行脈があり
若葉の両面は帯白色で多少絹毛がある
雄雌異株花序は枝の下方向の葉の無い部分から上方の葉の間にかけて
腋生する芽に数個付く 果実は楕円状球形長さ12~15mm
薬効と用途
種子から得た油は「ツヅ油」と呼ばれ徐虫用に水田にまかれたり
石鹸の原料になったりツヅ油はかって長崎県で生産された
宮崎県では「オダクサ油」と呼ばれ水面にぽたぽたとおとして
水面に膜を張り稲の虫を棒で払い落とした虫は油で飛べずに死んでいった
シラミの防除に煎液で頭を洗った
赤色の果実が美しく南日本では庭園樹として植えられた
※ 当データベースの効用に関する情報は文献の情報を元にしています
なお効能は科学的の証明されたものとは限りません
また実際に使用して問題が起きた場合の責任は取れかねます
熊本大学薬学部植物園 植物データベースより
2024.11.22 シロダモの花
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