5月22日(水)
朝
玄関脇のツゲの木の枝が伸びてしまったので刈り込みました
落ちた枝を片付けようとして花の咲いている枝を見つけました
小さな白い花が付いています。この木は結婚した時に実家の父が
植えてくれたものです。
何時も伸びる前に刈っていましたので新芽が伸びて花が咲いたのを
見たのは初めて(何十年ぶり)でこの木にも花が咲くのかと
ビックリでした⁉
ツゲと聞いていたのでツゲで調べてみましたがツゲの種類が多くて
わかりませんがどうやホンツゲではなくイヌツゲのようです
イヌツゲ(犬黄楊)
モチノキ科 モチノキ属
分布:岩手県以西 四国 九州の丘陵帯の湿地に多く見られる
山地の林縁や岩場のどに生える庭木や盆栽などに利用される
芽を摘まれても芽吹き再生する能力に優れ枝や葉の向きが雑然としている
性質も刈り込みに適している。果実は黒く熟す
※イヌツゲ(モチノキ科)とツゲ(ツゲ科)の見分け方
科がちがうがイヌツゲとツゲは葉が小さい事や樹高が低い事と
外見がよく似ている事から両種の見分け方は葉の付き方が違う事です
ツゲの葉は対生でイヌツゲは互生です
※対生とは茎の一節に2枚の葉が対になり2個葉が付く
互生とは茎の一節に1枚の葉が付く葉が交互に付くことです
イヌツゲの名前の由来
ツゲは高級な櫛の材料に使われるがイヌツゲは外見は似ているが
質が劣るのでイヌツゲとなった
花期は6~7月 高さ:3~5m
葉
互生し楕円形又は長楕円形で表面は光沢があり縁には微鋸歯がある
主脈は明るい緑色で目立つ
花
葉腋に小さな白い花を咲かせ雄花は多数つき雌花は1個ずつ付く
花弁は萼片4個 雄蕊4個 雌雄異株
果実
球形で黒く熟す野鳥が食べる(キジバト ツグミ ムクドリ オナガ)など
庭木
よく枝分かれして葉枝が密に茂り刈り込みにも強く形を整えやすい
利点があり庭木によく利用される
※葉が最も小さくて厚い葉は効率の良い光合成が出来ない従って
成長は遅いが耐陰性は強く低木層という空間を得意の住みかとしている
乾燥にも強く山火事にも強い
水と森の郷あきた 樹木シリーズから
野田市草花図鑑よりお借りしました
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