マーガレットの気まぐれ写真日記

昭和の帯

着付け教室で、真赤な帯を締めている人がいました。

「赤いので、もう使えないわ。こういう教室ならばと持ってきたんです」と。

そう言えば私にも、同じようなものがあります。40年以上前に、母が私のために、糸を買って織ってもらったという赤い紬の帯です。一度も使うことも無く何十年もタンスの中で眠ったままです。

赤い帯を締めているその人と、帯談義をしているところへ、私より少し年上の先生も加わり「私もあるのよ」と。

「じゃあ、次回3人お揃いで赤い帯をしめましょう」と提案しました。

さて着物です。たぶんこれにあわせて揃えてくれたのだろう、と思う着物をだしてみました。こちらも今となっては少し派手なような気がします。

こうして昭和の帯が揃いました。

もう派手すぎて、外にはちょっと、と思われていた赤い帯が日の目をみました。

その時代を象徴している、とも言える赤い帯は、私たち3人だけでなく、そこに居合わせた同じ時代に生きてきた同世代の人達をも、懐かしい時代に誘ったのではないでしょうか。

コメント一覧

マーガレット
ヒューマンさんへ
勇気づけられる言葉を有難うございます。
信念を貫き赤い帯を堂々と締めて歩いてみようと思います。
ヒューマン
おはようございます
赤い帯 いいですね
着物姿で街を歩く女性 見たいです
マーガレット
Bell3さんへ
日頃、洋服の派手な色物をあまり着ませんが、和服なら意外と着られることを発見しました。
和服は不思議だと思いなおしました。
Bell3
http://bell3.blog.jp
赤帯三人娘で、昭和へタイムスリップですね。帯も日の目を見て、喜んでいたことでしょう。
一気に若さと元気が蘇ってきたことと思います。
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