瀬戸市にある愛知県陶磁美術館で開催されている、開館40周年を記念した世界のやきもの展に行ってきました。
ここを訪れるのは初めてです。
私も数点持っていて馴染みがある、犬山焼きの特別共同展もあるということで、出かけてみることに。
ロビーから見た景色です。
敷地内の少し離れたところに茶室がありました。
有料ですがお茶の接待が受けられます。
毎月、抹茶茶碗が変わり、2月は11種の中から自分の好きな茶碗を選ぶことが出来ます。
目の前でお茶を点てていただけるかと思いましたが、残念ながらそうでは無く、奥の方で点てたものが運ばれてきました。
隣の広間を拝見しました。
掛物は、源氏物語図、花は青磁か交趾の鶴首に白梅と藪椿が挿してあります。
風炉先は、落款から小原村の有名な和紙作家、山内一生の作とわかりました。
立礼の間には、灰釉の花入れに黒猫栁と賀茂本阿弥椿が挿してありました。
平日の午後ということもあって人も少なく、広い静かな敷地内はもとより、静かな茶席でゆったりとした時間を過ごすことが出来ました。
たまたま招待券をいただいたという縁で、今まで来たことのない場所で、新しい体験をすることが出来ました。
来月は設えも、茶碗も変わるようです。是非また寄ってみたいと思いました。