高山を後にして東海北陸道から石徹白に向かいました。
途中高鷲インターで降り、地道を走ります。
石徹白の集落を過ぎ、ピンカーブの山道をいくつも越え、40分くらい?走ると10数台車が止っている駐車場に出ました。車の往来の全く無かった山道を走ってきて、ここで人の気配を感じホッとしました。
大杉までここから登って行きます。白山の登り口でもあるようです。
駐車している車は殆ど登山者の車のようです。
石の階段を15分くらい登ると目の前に大杉が・・・。
深い静かな森の中でただ一人、厳かに毅然と、気高く聳えたつ王者のようです。
幹の皮はかろうじてありますが今にも剥がれ落ちそう。上方は1800年の間の風雪に耐え、あちこち枝が折れ無残な姿です。
満身創痍の体(てい)で、それでもなお生きているのです。
巨樹はやはり神様ですね。巨樹に限らず山に生える一木一草すべて神なのでは?
人が勝手に自然を弄くる(いじくる)べきでは無い・・・そんな風に感じました。