マーガレットの気まぐれ写真日記

2022-5-26~28 飛騨高山

高山に出かけました。

数日前、「たまにはゆっくりしてきたら」と東京に住む息子から電話があり、高山のホテルを勧めてくれたのがきっかけです。会社の家族優待と合わせて県民割を利用できるからかなりお値打ちに行ける、とのことでした。

東海北陸自動車道を北上し、途中の荘川ICで降り蕎麦街道で昼食を取りました。

目当ての蕎麦屋さんは定休日でしたから、その近くの店に入りました。

 

珍しい天ぷらが出てきました。人参、なすびの他、右はヨモギ、丸い葉はフキの葉、写真にはありませんが、あと珍しいハナイカダの葉の天ぷらがありました。少し食べてから気が付いて撮ったので写真にはありませんが。(^o^)

 

店の横にある荘川の五連水車。最大ののものは直径13メートル、水車動力を利用し2、2メートルの石臼を回しているそうです。

 

その後、高速と並行して走っているやまびこ街道を通って高山へ。

ホテルの11階の部屋に入ると、北アルプスと雄大な乗鞍岳が目の前に広がっていました。

ただ、初日と2日目はは曇りがちで眺望は今一つでしたが、最終日には美しい山容を望むことが出来ました。

 

高山に行くのなら下駄やさんもあるのでは?と出かける直前に思い付き、以前から挿げなおしたいと思っていた鎌倉彫の下駄を持参しました。50年前のもので一度も履いていないにもかかわらず、合成皮革の赤い花緒だけが劣化しました。

予め調べておいた店の、嫁に来た時から舅、姑に習ったという、4代目になる93歳のお婆さんが挿げ替えてくれました。鼻緒の中の綿と下駄の穴との調整などしながら、何十年もの間挿げてきた職人さんです。

鼻緒はお婆さんが選んでくれましたが私も大変気に入ってます。

ついでに日常履く普段用の下駄を買いました。

下駄と言えば桐と思いましたが、お婆さんがあえて勧めてくれたのはネズコでした。

桐程軽くはないけれど堅牢で汚れ目が気にならないとのこと。新しい発見でした。

ネズコ、と言えば確か木曽五木では?

好奇心の赴くまま調べてみると、江戸時代に尾張藩に伐採を禁止された木曽谷の木で、ヒノキ、アスナロ、コウヤマキ、ネズコ、サワラの5種類の常緑針葉樹です。

そのネズコの台に厄除けの効用のある麻の葉模様の赤い花緒が挿げてある下駄を選びました。

 

長い間懸案の?下駄の件が落着(^o^)し、そのあと、古い町並みを散策。

 

最終日、部屋の窓から乗鞍岳が美しい姿を見せてくれました。

 

こちらも最終日、ホテルの駐車場を出たところから見えた北アルプス。

槍ヶ岳もはっきり見えます。

最後にこのような美しい姿が見られ大満足です。(^o^)

満足感に浸り、このあと白山の麓にある石徹白(イトシロ)の巨樹に会うため高山を後にしました。

コメント一覧

マーガレット
ふらっとさんへ
このホテルは山の上にありますから景観は抜群でした。眼下に高山の町を見下ろし、北方、東方に北アルプスと乗鞍岳が見える最高のロケイションでした。雪もまだ僅かに残りこの季節特有の山容でした。
1,2日目は槍ヶ岳は雲がかかって見えませんでしたが、最終日にくっきりと綺麗な姿を見せてくれました。傘が岳だけは初日からずっと見えてましたが、傘を被ったような均整の取れた山ですね。
「最後に一度見せてあげますよ」という槍ヶ岳の思いやりを感じました。(^o^)
ふらっと

http://blog.livedoor.jp/furattoyama/
高山から槍を見た事はなかったです。
雪を纏う山々をみられるとは景観のよいホテルですね。
古い街の散策もよいですね。
左は笠ヶ岳と思います。グッドです。
( ´∀`)bグッ!
マーガレット
青い空さんへ
思いがけない息子からの提案で旅行に行けました。
高山には以前一度行ってますが、今回のように宿泊してゆっくりしたのは初めてです。
青い空
飛騨
良い息子さんに育てましたね
旅は楽しい想い出が残せる人生の絆のようです。
これからも続けてください。
マーガレット
ヒューマンさんへ
高い建物も無く、昔の風情がそのまま残り、ホッとするような町です。
古い町なら下駄やさんも残っているのでは、と思いました。正解でした。(^o^)
ヒューマン
こんにちは
飛騨高山 いいですね
思い出の街です
ハナオ よく思いつきましたね
マーガレット
山小屋さんへ
素足にもぴったり、と青い鼻緒を勧められました。
これでやっと鎌倉彫の下駄も活かせます。鎌倉彫も作り手がだんだんいなくなっていくようで、淋しいですね。
山小屋
https://blog.goo.ne.jp/terusan115
下駄の鼻緒の差し替え・・・
念願がかなったようでよかったですね。
今、鎌倉彫を彫る職人さんも少なくなった
ようです。
なかなか涼しそうな柄でした。
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