身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

ヤゴ救出も身近な自然にふれる機会です

2019年05月15日 01時03分14秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出
プールは人工的な環境ではありますが、オフシーズンに放置されている間に水生昆虫や微小なプランクトンが棲みつくようになります。
自然環境とは生きものたちの集合体です。食べる食べられるという関係を始めとして、生きものたちどうしの色々なつながりでできているのです。

プールを水たまりと考えてみてください。
至る所が舗装されている今と違って、昔は地面が多く残っていて雨が降るとよく水たまりができました。
たとえば真夏のある日、夕立が降った後、少し前にはなかった水たまりができます。
するといつの間にか、その水たまりににアメンボがいたり、ミジンコが泳いでいたりしたものです。
子供の頃の私は、これらの生きものたちがどこからやってくるのが不思議に思ったものでした。

プールの場合もそれと同じです。
人工的な水たまりではありますが、いつの間にか、そこに自然に自然の生きものたちがやってきて棲みつき、一つの世界を作り出すという意味では、やはり自然なのです。

5月10日に「身近な自然にふれよう!」という記事を書きました。
その中でもお話したように、この世は人間の作ったものだけでできているのではないということ。
ヤゴ救出にご参加いただくことで、私たちの周りには水や緑があり、色々な自然の生きものたちがいるということをぜひ感じてみていただけたらと思います。
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