例年、かかりつけのお医者さんでシーズン前にはインフルワクチンを接種。
昨年まではとくになんの感慨もなく淡々と受けていた。
お医者さんが言うことには基本的に従順な平均的日本人。
なんですが、ことしは「おお」という感じでありました・・・。
おかげさまで今のところ、健康状態は維持し続けているので、
新型コロナ禍もあって、う〜む、といった心境になった次第。
ま、そうはいっても接種しない選択肢もありえないので、謹んで受けました。
接種は月曜日2日でしたのできょうで丸3日目というところで、
特段健康状態は変わりなく推移しているので無事通過儀礼は終えられたかと。
昨日は早朝散歩でことしの「初雪」を体感。
北海道人には初雪というのは、ある種の感慨があるもので、
はじめには、すべての終了を深く思い知らされるものであり、
その気分、まことにメランコリックな諦念をもたらせるのですが、
しかし一方で「浄化」というような気分も底深くジワジワと広がってきて
やがて、あの静謐な日常がふたたびやってくるワクワク感にもつながる。
その両方の感覚が相前後して心理に訪れてくる回生感。
例年であれば、そこまでの「活動期」の一服感が支配的なのですが、
その部分でことしはかなり違いがあるように思われます。
というのは、新型コロナ禍で自分で予定していた行動目標が
ほぼ9割方フリーズされてしまいその未達感が自分で受け入れられないまま、
この年の「活動期」が終わってしまうという感覚。
この「大きな未達感」が、消化不良のままに残置された。
しかし、その喪失感ばかりかと言えばそうでもなくて、
これまで気付かなかったいろいろな「新しいこと」も生起している。
やがて人類は新型コロナ禍を克服していくでしょうし、
多くの日常を取り戻していくでしょうが、
奥深いところでチェンジしたものもあるのだろうと思うのです。
そんな心理状態の中でインフルワクチンを接種して、季節の節目も迎えた。
前に向かって開けている感覚はあるけれど、まだ慣れていない、
そんな気分でことしの初雪が巡ってきたと思えるのであります。
なんとか基本的な健康は維持されているようで
体調には変化もなく、ことしのインフルにも対処用意はできた。
さらに新型コロナへの警戒は維持しつつ、この一変した社会環境に柔軟に対応し
ジワジワとやってくる白い季節にもしなやかに臨んでいきたいと思います。
あ、医者からは同時に要ダイエット警告もあった・・・、う〜む、ジワジワ頑張ろう。