ハラル食品。

今夜NHKの番組で「ハラル食品」に関連するニュースが報道されていました。

ハラルなんて聞きなれないかたが多いと思いますが、イスラム教の戒律に従った食材を意味することで使われることが多い言葉です。

彼らは例えば豚肉を食べませんから、それらを使用していない食品と思えばわかりやすいかな。

観光立国を目指すわが国は、イスラム社会からの観光客向けにハラル食品を提供するホテルが増えているとのことで、京都のホテルを例にあげていました。

その他にも『HALAL』表示をした食品を販売しているお店もあるようです。

あたりまえのように豚肉を食べるボクたちですが、宗教としてはキリスト教に次ぐ世界第二位のイスラム教を理解しようとするのはすばらしい♪

仏教ではお葬式の帰りに塩を振るとか、人は豚肉を食べるのがあたりまえだと勘違いしている人はぜひ勉強しましょう。



そんなニュースを見て、昔キャンプで合流したイスラム系の連中を思い出しました。

アルバムをひっくりかえして見つけたのがこの写真たち。

真ん中で白い帽子をかぶっているのがボクで、右隣は当時妻だったロシア人女性です。



ボクたちのキャンプ脇に突然大群でやってきて、雨上がりだったこともあり調理用の火がつかない彼ら...

ガソリンを分けてくれないかと声かけられたので、ボクのかまどを使っていいからいっしょに食べようともちかけたところ快諾(^^)

テントとタープはボクたちのセットです。

日本・ロシア・アゼルバイジャン・イラクなど、多国籍なパーティーで盛り上がりました♪

会話は、ボクが可能な日本語・英語・ロシア語を混ぜこぜで問題なかったです(^^)



メインディッシュはこれ...シシカバブー！

マトンのミンチと玉ねぎを刻んで串に巻いたBBQ♪

とても美味しかったですが、それよりも異文化を理解しあってお互いを尊敬しながら過ごしたひとときが忘れられません。

狭い社会で過ごしていると、他人の尊厳や人格もわからなくなりますからね。

写真引っ張り出して良かった～^^...またあいつらに会いたいなぁ...