以前はいっしょに旅行したり、少しずつ近づいていたボクの両親。
厳しい母親と、それに追従するかのような父親です。
3年前に口論したのがきっかけで、ボクはそれ以来母親とは会っていません。
父親は年に1~2回、野菜を持って来て我家に置いて行きます。
ボクには妹が一人いて、週1くらいは両親の家に行くようですが、妹に対してもひどいことを平気で言うそうで、ボクはそろそろきちんと話して、お互いに分かり合えたらいいなと思っていました。
そして、いつか母親に読ませたいと、昨年12月に相田みつを美術館で買った『育てたように子は育つ』と言う本を持って、今日ボクは電車に乗りました。
父親と酒を飲み始めてすぐ、父親には大好きな日本酒を、母親には「タイトルを見て嫌味に思わないで欲しい、ボクが読んで感銘を受けたからぜひ」とこの本を手渡すと、意外にもすんなりと受け取ってくれました。
そしてボクが父親と話している最中、母親はさっそく読み始めました。
今日は争うことなく4時間ほどを過ごして、イイ感じにまとめてボクは帰宅しました。
会うのが久しぶりだから母親は暴発を抑えられたのかも知れませんが、それにしても表情が穏やで良かったです。
適度な距離を保ち、みんなの体はもちろん、心も健康であり続けたいものです。