-アラジンストーブ メンテナンスと販売- 暮しの道具とストーヴ『KEM-G』

芯上下式石油ストーブのメンテナンスと在庫ストーブのご紹介などなど
(石油機器技術管理士の資格を取得しています)

#0088 アラジンの芯クリーナーの使い方の巻

2016年02月01日 | 日記
今回はアラジンの芯クリーナーの使い方です。


拝見していると、結構、自己流の方が多く、

芯ガタガタになってしまっているケースがあります。


そんなに難しくありませんから、ぜひこまめにクリーニングして

いつもキレイな青い炎を楽しんでください。


さて、それでは説明していきましょう。


先ずは、芯クリーナーです。






円盤の三ヶ所に [ 刃 ] がついています。

この刃で芯の先端の汚れをこそぎ落とします。



それでは、実際の手順をご説明。



普段はこの状態。




まず、てっぺんの穴だらけの部品を持ち上げて取り外します。

取り外すと、こんな感じ。





そして、ポッカリ開いた穴に芯クリーナーをハメます。

この時、芯はシッカリと下げておきます。

真横から見ると、こうなります。





次に、ツマミを回して芯を少しづつ上げていきます。

芯クリーナーが少しばかり持ち上がるぐらいがベスト。

真横から見るとこんな感じです。





さてさて、これから芯の汚れをこそぎ落としていきます。


芯クリーナーに書いてある矢印の向きに、

少し芯を押さえつける感じで回していきます。


何度か回していくと、刃の部分にこそぎ落とされたドロドロや

燃えた芯の残骸が溜まっていきます。





ある程度回して、汚れが増えなくなったらクリーニング完了。

芯はこんな感じになっています。





最初に取り外した穴だらけの部品を元に戻します。





ここで、チョット手間をかけます。

芯からこそぎ落とした汚れが、芯の外側に落ちていることがあります。


この汚れが燃えて、炎が赤くなることがありますので、

芯の周りの金属の縁に落ちた汚れを歯ブラシで払い落とします。





これで芯クリーナーを使ったクリーニングは終了です。



芯クリーナーについた汚れは、次回に気持ちよく使えるよう、

歯ブラシを使ってシッカリと落としておきましょう!




使い方によっても変わってきますが、

私の家では、10日に一度ぐらいのペースで [ 芯クリ ] をやってます。


なんだか炎に赤い所が増えてきたな思ったら、ぜひ、やってみてください。


確かに手間が掛かって面倒ですが、

手間をかけるほど、愛着が湧いてきますから。




最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
御礼 (さかもとひろし)
2016-02-06 07:53:03
年末は忙しいなか、ありがとうございました。

おかげさまで、その後は快適なアラジン生活を楽しんでいます。

今年は石油ファンヒーターは使わず、アラジンと床暖房だけで過ごしています。

また、よろしくお願いします。
返信する

コメントを投稿